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4月, 2018の投稿を表示しています

ReCODEプロトコルVer.ヨロズ / フィジカルトレーニングvol.1

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”The End of Arzheimer's”「アルツハイマー病の真実と終焉」の ReCODEプロトコルをもとにした取り組み、1年になりました Dr.BREDESENも回復困難というⅢ型のすったもんだです この1ん年間でアルツハイマー病に対して治療的行動をしようという動きは 邦訳版「アルツハイマー病の真実と終焉」の出版 日本人初の ReCODE認定ドクターの誕生とずいぶん前進したと思います 身体に働きかけることは脳にはたらきかけること 食事を整えて 睡眠の質を上げて 生活のリズムを見直し ReCODEプロトコルはいわば身体全体に働きかけて脳におこった事件に対処する そういう方法なのだと 思っています 脳は身体の一部ですから当たり前といえば当たり前 ReCODEプロトコルの項目のひとつ 運動 はまさに身体へに働きかけ 大きな効果を生む重要な項目です ReCODEプロトコルver.ヨロズ / 脳トレ考察 ヨロズ フィジカルトレーニングの実際 ヨロズのフィジカルトレーニングは5項目 ・散歩・ランニング ・ラジオ体操 ・ヨロズ体幹トレーニング ・踏み台昇降&反復横跳び ・筋トレ:腹筋・背筋・腕立て伏せ・ジムトレ 散歩&ランニング 屋外の環境で 五感に刺激を取り入れながらの散歩&ランニングはすぐに始められる良質のトレーニング さらに効果を上げるために知っておくとよいことは こちらへどうぞ 神経成長因子BDNFを増やす8つの戦略 この記事の記述を 著者の許可をいただき 歌詞に盛り込んで歌にしてみました BDNFお散歩 in wonderland  しかしながら、他のプロトコルと同様に本人の治療に対する認識度が維持できないのがアルツハイマー病の症状でもあるので「外出がおっくう」「暑い」「寒い」と様々な抵抗にあうのが悩ましいところ・・・ 散歩体操(踏み台昇降) そこで 出かける気分にならない時は曲に合わせて室内トレーニングをすることに 曲は何でもいいけれど せっかくなので「BDNFお散歩 in wonderland」を使うことにして、運動の習慣がついて体力がアップしてくるのに合わせて強度を上げていきま

ReCODEプロトコルver.ヨロズ / 脳トレ考察

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”The End of Arzheimer's”「アルツハイマー病の真実と終焉」の ReCODEプロトコルをもとにした取り組み、もうすぐ丸1年です Dr.BREDESENも回復困難というⅢ型のすったもんだです 邦訳版「アルツハイマー病の真実と終焉」の出版 日本人初の ReCODE認定ドクターの誕生 アルツハイマー病が改善を目指した行動が可能だということが 日本でも現実になり始めました アルツハイマー病は恐ろしい病気です 自らの脳を破壊するスイッチがONになってしまっている それは誤作動ではなく 身体の持っている正しい防衛機能として 脳を破壊してまで止めなければならないと身体が判断するほどに 全身に散らばった不具合 ReCODEプロトコルは それがが何かを探し出して 徹底的にケアすることで 身体の治癒力を脳へと向けていく 「脳を破壊せよ!」の指令を止め ダメージを受けた箇所を修復していく 適切な栄養を摂り 修復を促すリハビリ・トレーニングを欠かさないように ReCODEプロトコルVer.ヨロズ トレーニングと現実の効果、感想をレポートいたします 実施しているトレーニング項目 A.ブレイントレーニング ・数に関するもの:数独・足し算・引き算 ・書字に関するもの:住所・氏名・書き写し・日記 ・描画に関するもの:幾何学図形模写・時計描画・自由描画 ・発語に関するもの:音読・テーマディスカッション B.フィジカルトレーニング ・散歩・ランニング ・ラジオ体操 ・ヨロズ体幹トレーニング ・踏み台昇降&反復横跳び ・筋トレ:腹筋・背筋・腕立て伏せ・ジムトレ C.音楽療法 ・鍵盤を使ったもの:通奏低音課題・演奏 ・オーボエを使ったもの:ロングトーン・基礎トレーニング・演奏 効果&感想 A.ブレイントレーニング アルツハイマー病において ブレイントレーニングで抑制・回復が可能か? 経験的意見としてNOである。 いわゆる「頭をつかう」ことがシナプスの強化→回復となるためには ダメージによるマイナスを上回るプラスを生み出さなければならないがブレイントレーニングで生み出せるプラスのベクトルはそれ

「千の風」でたどる ReCODEプロトコル効果7カ月

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”The End of Arzheimer's”「アルツハイマー病の真実と終焉」の ReCODEプロトコルをもとにした取り組み、もうすぐ丸1年です YouTubeの動画でまとめてみました Dr.BREDESENも回復困難という進行したⅢ型からの回復の様子です 邦訳版「アルツハイマー病の真実と終焉」の出版 日本人初の ReCODE認定ドクターの誕生 アルツハイマー病が改善を目指す行動が可能な疾患だということが 日本でも現実になり始めましたが、 それ以前のこと 私たちがReCODEプロトコルを開始してから5ヶ月 少しばかりの効果がではじめた昨年9月のこと 休止やむを得ないと思っていたユニット活動をおそるおそる再開 ブログ記事 ↓ ↓  ↓ 「千の風になって」不可能だと思っていた曲を演奏する / コンサートは今週末  日々の変化に翻弄されながら / 若年性アルツハイマー病とゆるやかにたたかう このときはじまったのチャレンジが まだ続いている 半分ぼやけた記憶でたどっていた指使い メカニズムをひとつずつ何度も確認しながら 再獲得していく タイミングを合わせ 呼吸を合わせる 臨機応変にアンサンブルを作っていく 筋力がもどってきて 音程のキープができるようになる 言葉での打ち合わせ 適切なコミュニケーション 7カ月ぶりにミニコンサートにお邪魔する さあ、本番だ!もう 安心して任せられる 前回やっとのことで演奏できた同じ曲をもう一度聴いていただこう 2018年4月13日 前日リハーサル ふりかえってみる 2017年8月15日 やっと何とか最後まで演奏できた 音はまだ弱々しいけれどなんとかできた ReCODEプロトコルの効果が見え始めてとにかくうれしかった 2017年9月3日 リハビリにまい進する日々 相変わらず指が反乱するけれど 音に力がやどりはじめた 2017年11月8日 イベントのBGMに出動するための練習 アンサンブルパートナーとしてマジモードのぶつかり合い テンポと音程を手堅くコントロールできるようになっている 2018年2月21日 曲想に膨

ReCODEごはん あれこれ

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”The End of Arzheimer's”「アルツハイマー病の真実と終焉」の ReCODEプロトコルをもとにした取り組み、もうすぐ丸1年です Dr.BREDESENも回復困難というⅢ型のすったもんだ 邦訳版「アルツハイマー病の真実と終焉」の出版 日本人初の ReCODE認定ドクターの誕生 アルツハイマー病が改善を目指した行動が可能だということが 日本でも現実になり始めました ReCODEプロトコルの中心は食生活をはじめ生活習慣の改善 本来の生きる力を総動員して病気と闘うというものです 夕食後3時間は消化タイム、寝る前に何も食べないこと 次の食事まで12時間以上開けて軽いケトーシス状態に持っていくこと Ketoflex12/3 晩ごはん たべたら Ketoflex 12/3 という食事方法をおこないます メニューは野菜を中心に お肉お魚をすこしだけ フレクシタリアン・ダイエットを目指します 夕食の玄米以外の糖質は可能な限りカット 難消化性でんぷんのサツマイモを2:玄米1で混ぜています 謎のメニュー 「緑茶にヤマブシタケゴマ油でネリネリ」というもの ふやかした緑茶を葉っぱごといただきます 葉っぱのお野菜 根っこのお野菜 海のたんぱく質と動物のたんぱく質と植物のたんぱく質 グルテンを避けたいので玄米のパスタ 菜の花は解毒作用 鮭の身には抗酸化作用があるアスタキサンチンが含まれてます キムチなどの発酵食品は腸内環境を整えてくれる The End of Arzheimer'sには 「お野菜が主食 お肉は添え物」 と表現されていますが 「たんぱく質は体重1kgあたり1g」とも・・・ これがなかなか難しい課題です お肉100gにつき20g 納豆やお豆腐が一皿6gで積み上げていくと え?コレお野菜中心?って感じになります もともと日本の食生活は 欧米ほどお肉中心じゃないからでしょうか? むしろ以前よりお肉、お魚ふえました お肉を500g買うよりも キャベツひと玉の方がお安いですしね

ReCODEプロトコルによる回復実感はこのように・・・

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”The End of Arzheimer's”「アルツハイマー病の真実と終焉」の ReCODEプロトコルをもとにした取り組み11カ月めとなりました Dr.BREDESENも回復困難というⅢ型です 邦訳版「アルツハイマー病の真実と終焉」の出版 日本人初の ReCODE認定ドクターの誕生 アルツハイマー病が改善を目指した行動が可能だということが 日本でも現実になり始めました 本来、治療行動は当事者が主体の物のはずですが ある程度進行したアルツハイマー病では 介護者の協力なしには成り立ちません 回復の実感も 本人にはわかりにくいようです アルツハマー病は「尻尾をかんだ蛇」 具合の悪かった期間の自覚が難しい 自らの状態を認識するアンテナが侵されていたのですから ReCODE生活を 実行の困難と改善の喜び 不安や落胆など 介護者目線でふりかえってみたいと思います ReCODEプロトコル 反応がゼロということは絶対にありません 私たちの改善はこのようにしておとずれました Dr.BREDESENが 回復困難! にあげている条件を すべて満たした(笑)状態からです 本で紹介されているような「美しい」回復ではありません 現実はこんなものだとの一例として ダメ元期 夕食の会話に参加 「アルツハイマー病は治らない」「生活環境を整えて 進行をできるだけゆっくりに」「残り時間を大切に輝けるように生きましょう」etc. けれど Dr. BREDESENが「ビルに手榴弾」と表現するⅢ型アルツハイマー病は 恐ろしい進行をする。 朝できていたことが夜できるとは限らない! 毎日 緊張状態で「思い出作り」に集中していた中 これも思い出のひとつになるだろうと ココナツオイルの摂取。その日の夕食のときに、いつもなら無反応で食べたらすぐに席を立っていたのに ギャグをいっぱつ! 椅子から転げ落ちそうになったけれど、いま思えば初めの回復の兆候だったのだろう。 ※ReCODEプロトコルとは関係なく ココナツオイル以前に低糖質食を3年まえから、半日断食を1年前からなどいくつかを健康法として取り入れていたので 反応が早かったのだと思われます。