子ども部屋からのささやきが聴こえる
2年と3カ月ぶりに「子供部屋のららばい」曲を追加しました いまさらですがアルツハイマー病は本人の人生だけでなく家族の生活も破壊していきます。 音楽屋さん もともとフリーランスですから、離職なんて線引きはありませんし、その気さえあれば仕事は続けられる。クリエイティヴであるか否かは自分の問題だし主人のことも含めた自分を創れればなかなかにスリリングなことでしょう? 介護につぶされていない、MUSICAYOROZUは生きている! いえいえ、そんなに甘くない リコードに出会う直前、今思えば一番症状が重かった時。タイトルといくつかのスケッチ、何とか書き上げた曲が3つ。 そこまで そして、そのあと ずっと時が止まっていました。 ・進行するアルツハイマー病 ・検査難民 ・黎明期リコードの医療機関との闘い ・「アルツハイマー病」というレッテルのもと「リハビリ」の受け入れ拒否 ・既存の「認知症をめぐる世間」からの締め出し ・手作りのリコード改編回復メソッド ・手作りのリハビリ そんな2年と3カ月があって 介護につぶされないで、MUSICAYOROZUはしぶとく生きていたかもしれないです リハビリは大変ですが、アルツハイマー病者とのやりとりの不思議ワールドに翻弄されることがなくなって ささやきがたくさん聴こえてくるようになりました。そんなもんですね。 1989年 走り始めた YOROZUs 平成と呼ばれた30年の時間を山あり谷あり駆け抜けてきました。平成最後の日、それはYOROZU 30’s Aniversary つづく令和の日々 どうやら主人と一緒に歩き出すことができそうです。 勝手なことを連ねていますが 何かと理屈をつけては自分で自分を元気づけて 介護につぶされないで、MUSICAYOROZUはしぶとく生きていたなら、今後も「子供部屋のららばい」には つぶやくような小さなピアノ曲が追加されていくことになるはずです。 アルツハイマー病からの回復を手に入れることは 介護者の人生を取り戻すことでもあるとおもいます。 第1曲 ひつじさん 第2曲 ぞうさん 第3曲 おつきさまとおほしさま 第4曲 くまたん 第5曲 ゆめトレインTMKKG ...