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6月, 2019の投稿を表示しています

回復をあきらめないで 闘う相手はわが身の中に

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ごはん・すいみん・うんどう・おふろ 「病気」という見えない相手と格闘する毎日 いいえ、闘う相手は実は病気だけではなく 意外なところに身を潜めていたんです 「アルツハイマー病 真実と終焉」で「ビルに手榴弾」と表現される3型アルツハイマー病 広範囲の皮質のダメージが、様々な機能を奪っていく中期に差し掛かるかというところからスタートしたリコード、2年経過しました。 絶望との闘い 「回復」は幸せだったのか、不幸だったのか? はたしてこの状態は「回復」と呼べるのか? ゆるやかな認知機能の回復と、入れ代わり立ち代わり訪れる身体の不便 いきなりバッサリと落ちてしまう残存機能 「いつまで続ける?」「どこまで続ける?」 着替え、トイレ、物を取り落とす、ドアノブが見つけられない、ファスナーの開け方がわからない etc. 脳は古い記憶をいったん放棄して新たに繋ぎなおしていく・・・本当だろうか? 残存機能が抜け落ちて、いきなりできなくなる現象は 何段階ものステップを飛ばして後期まで急進行したかのように見える 「サプリメンテーションに間違いが!?」 「ついにタウのプリオニック爆発が起きた!?」 今回こそは敗北、リコード撤退? 何度も頭をよぎるけれど 抜け落ちた機能はゆっくりと力強く復活してくる まだ 立ち止まるわけにはいかない 2019年 2月 2019年 4月 2019年 6月 不安との闘い アルツハイマー病は機能回復訓練の適応にならない くり返し 病院で相談をして問い合わせもしてもらって 結局受け入れ先はどこにもないことがわかったのが昨年秋 誰が何と言おうと抜け落ちは喪失とは違う!みすみす 能力を休眠させるわけにはいかない 音楽教室の新規募集を停止して腹をくくった自宅でのリハビリなのだが 「いつまで続く?」 はたして効果はあるのだろうか? 手痛い収入減 家計が破綻するのと回復とどっちが早いだろう? 病識パラドックスとの闘い アルツハイマー病は尻尾をかんだ蛇 進行するほどに病気に飲み込まれて病気の姿が見えなくなっていく 恐れも 苦悩も ほどほどにうまい具合に薄れていく 回復すると何が起こるか? 認知機能の回復は 失行に対する客観的な認

どれだけ食べりゃあいいんだ?もう一度「食」を考えた

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毒素に敏感なⅢ型アルツハイマー病のリコードライフ いつも思う、有害物質から逃げ切ることってできるんだろうか? 真正面から見てると奥行きが見えないから、世の中ナナメ15°の視線でながめることをモットーとしているヨロズですが、これはまっすぐに見て、読んでよかったなと思った本です。 お母さんのための「食の安全」教室 価格:1620円(税込、送料別)  (2019/6/6時点) 楽天で購入 「読んでみました」記事 ↓ 何を食べりゃあいいんだ??本を一冊、「食」を考えた  どんなものにもプラスマイナスあり、リスクあり。 塩だって摂りすぎれば死んでしまう、水だって同じく。 「危険」「発癌性」「致死」 塩だって 水だって摂らないわけにはいきませんから 量を考えずに 摂るべきではないというのはナンセンスですね、ナルホド。当たり前だし、知ってるけど、つい深く考えずに「食べちゃダメなんだって!」と思ってしまいがちですが・・・。 情報が「安全」を与えてくれるものではなくて、判断して行動する。「 危険回避」をするのは、個人の判断であり個人の行動なのだよって。どう行動したらいいのかよ~く考えてみようねって そんな本でした。 で、さてさて だったらヨロズはどうする? あれ?なんだか斜めになってきたかな? いえいえ、リコード法的に アルツハイマー病との闘い的に 個人としてどう行動するべきかをまっすぐに考えてみたいとおもいます。 普通に生活してて、滅多に発病なんかしない3型の若年性アルツハイマー病 なんでここまで あれこれしっかりと反応するかなあ?と言うほどに食べ物で調子が変わってしまう。摂りこんだ毒素は排出できずに蓄積しちゃう。 ただいま絶賛勉強中のヌートリジェノミクスによりますと、これは酵素を作る遺伝子の変異が関係している部分が多々あるそうで、さらに 遺伝子ごとに何に弱いのかを勉強していくと、 変異箇所によっては 硫黄をたくさん含む 「ブロッコリー」 が避けるべき食品になってしまう!だなんてことも。リコード法邁進してきたヨロズとしては「え~、いまさらそんなこと言われても~」なのでありました。 硫黄は抗酸化の王様、解毒の要 グルタチオンを生成するのに必要なのですから、きちんと食品から摂り

何を食べりゃあいいんだ??本を一冊、「食」を考えた

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リコード生活は、ごはん・すいみん・うんどう・おふろ、 「ごはん」がなければ 何事も始まらない。 と、いうわけで お取り寄せして読んでみました 突然ですが、わたくし、 みんなで若年性アルツハイマーな生活を理解しようの会  Facebookでグループを作り、理解者10万人を目指して活動をしています! ただいま 会員243名。目標達成まであと9万と757名様 いつでももろ手を広げて入会お待ち申し上げております! この会は当事者グループではなく、理解したい、興味ある、関心あるある、そんな会です。アルツハイマー病にとどまらず 健康長寿、困ったことには知恵を出し合い、ちょっといい話の共有など 犬も歩けば棒に当たる、街を歩けば理解者に当たるといえるくらいになればいいなと思ってます。 言うまでもなくアルツハイマー病は手ごわい病気、知ること、行動することが大切だと思ってます。 いや、まあ、前置きはこの程度にして・・・ みんなで若年性アルツハイマーな生活を理解しようの会  グループでのディスカッション、食の「危険!」ってホントに危険なの?の中でメンバーの方から紹介いただきました。 ひとこと!これは読んでよかった! なにごとも真に受けすぎると奥行きが見えないと、世の中ナナメ15°の視線でながめることをモットーとしているヨロズですが、直球でやられちゃった気分です。 毒素に敏感なⅢ型アルツハイマー病のリコードライフ、あれこれ流れてくる「食」の情報にはどうしてもビビッと反応してしまいます。 「え?それって危ないの?いいと信じて食べてたよ!」なんてことが 1週間に1回はあって、いちいち真に受けてたら それこそ水も飲めなくなりそうな、なんてストレスフルなことでしょう! 「危ない」を見たら、あちこち検索して、賛成意見と反対意見のはざまでう~んとうなってしまう。リコードライフは楽じゃないです。 この本では、「危ない!」でもなく「安全だ!」でもなく どの程度の量で、どの程度危険であり「危ない」に憑かれてストレスにさらされることのリスクもファクターとして 結局は個人が判断する能力を持つべきだ、というところへ連れていかれます。判断するためにチェックするべき点をしっかりと挙げて。 放射能?感染?農薬?添

Reborn:消えた「平成」存在を手掛かりに 脳内で時空を再編成する

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還暦・Reborn 6/1 30周年・パールウエディング 4/30 Happy 60th Aniversary 無事に60歳の誕生日を迎えられ 感謝! 日々 リハビリよく頑張ってくれてます 加えて今年 平成30年幕引きの4月30日は YOROZU30年の結婚記念日でもありました 先日のこと 最近あまりにも過去記憶が怪しいというので ふ~るい ア~ルバムを めく~り~♬ 60年のタイムトラベルに出かけました 新規記憶の形成には全く問題ない 最近知り合った方々 行ったところなどなど普通に記憶してるのですが 「あれ?オレたちこども何人?」 おいっ! 「オマエとさ、結婚したんだよな?」 こらっ! いったいどこからが記憶喪失なのか興味津々 古いほどにわからないかと思いきや 覚えてますね、高校卒業まで そのあとが・・・ 「いや・・・ダメだ」 「たぶん知ってるけど光景が出てこない」 「写真だけ見ても・・・もう、やめよう」 となり 高校卒業から退職までの記憶がすっぽり 大学受験失敗して コノヤロウと奮起して 闘って道を拓いて 出会って結婚して 子どもたちが生まれて 必死で働いて マイホームのローンが大変で つ ・ ま ・ り 緊張状態×じわじわとアルツハイマー病に侵されてた そんな 約30年分の記憶がない 私たちは出会わなかったし 就職もしなかったし 結婚しなかったし 子どもたちもいなくて ねえ、ちょっとそれひどくない? と、思ったりもしますが 脳の病におかされての DVも 子供への虐待も ご近所さんとのすったもんだも そして 職場での歯がゆい思いも なんだかぼやけたままなのも 今はわるくない気がします ひょっとしたら無意識が防御反応 脳神経再生に集中するために 規制をかけてるのかもしれません 今日も洗濯機回しっぱなしで干し忘れていたのを だまって広げてくれて 午後になって 「さあ、とりいれるか」 え?取り入れどころか干してない! 「干したさ」 へ?いつの間に??? なんて どっちがアルツハイマー病なんだ的な 漫才のような会話を繰り広げ こうやって日常をくり返しながら 現