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尻尾をかんだ蛇最終章へ(その1)

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こんにちは MUSICA YOROZUです。 前回の記事から1年2ヵ月経っての新シリーズです。 私たちのメチレーションによるⅢ型アルツハイマー病との闘いは9年目に入り静かに終幕へと向かっています。途中、コロナ感染からの重症化という係数がかかってしまったので正確な考察にはならないことが残念ですが、それでも、時間をかけてメチレーションの道を歩かなければ見えなかった風景の中にいま私たちはいます。メチレーションを使ったDetoxを進めていくと最終的にⅢ型アルツハイマー病にどういう変化が起きるのかのレポートになればと思います。 理論からは見えなかったあれこれを体験しています。 メチレーション8年 私たちの Holistic Health International での検査に基づいてメチレーションケアを始めてからの8年間はざっくりと次のようなフェーズに分けることができます。 調整期:約1年 Holistic Health International 内にあるポータルを通じてのアドバイスでミネラルとビタミン、中でもリチウムとB12に注目しながら有効な形態のサプリメントを探して使っていきます。まずエネルギー状態が改善するのでかなり速やかに「クリアになる」という変化が出ますが同時に「興奮しやすくなる」「睡眠が乱れる」と言った負の変化も出るので状態に合わせた対症療法的なサプリメントでかわしていきました。プロトコル的に表現するとStep1です。 排泄期:約2年 メチレーションのバランスを探るにあたり若干バランスが取れて蓄積毒素の遊離が始まってきます。遊離毒素の影響による神経破壊と毒素負荷の軽減のシーソーになります。バランスを崩し、大きな混乱と小さな回復を繰り返しながらだんだんとDetoxの深い段階へと進みます。アルツハイマー病的には自然な進行よりも急激な悪化を体験したのかもしれません。本人的にもサポーター的にも最も厳しい時期でした。プロトコル的にはStep2の前半になります。 過去記事たちへ 大量排泄期:約2年 サポート功を奏してメチレーションの加速に伴う蓄積毒素の大量遊離が始まります。ここで排泄が間に合わず身体機能の一気崩壊が訪れます。いきなりの要介護5です。反面、慢性化していた毒素の影響が一気に解決に向かい、睡眠や呼吸といった生命維持に関する項目の改善が見られました。プロトコル的に...

攻撃は最大の防御:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その5)

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シリーズ記事として続けて執筆の予定で進めていたのに日常にかまけて前回の投稿からあっという間に11カ月が経過してしまいました。 その期間、攻めの姿勢を崩さずメチレーションのフルサポートを投入するとともに可能な限りフィジカルトレーニングに明け暮れています。 ICUから生還してもうすぐ2年、現在までの奮闘と成果をレポートします。 シリーズ記事 メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その1) 胃瘻は戦闘ツール:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その2) ああ、代謝の個性を無視しないで!:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その3) 驚愕!デトックス能は復活&絶好調:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その4) やってみなければはじまらない 2カ月間の入院生活から帰宅した主人はそれ以前とはまるで別人になっていました。 やせ細った手足をきつく縮めて横たわるだけの体温のある塊となって、口をぽかんと開けて目はうつろ、うとうとと眠りときおり絞り出すように大きな声を上げる。吸引で呼吸を確保して胃瘻からの栄養でいのちをつないでいる。 コロナ恐るべし! いや、入院という環境のせいなのか!? まず生きていることを思い出してもらわなければ。 そのために強硬に退院してきたのだから。 帰宅当日から勝算は全くありませんでしたが危険を伴う常識ではありえないリハビリを開始しました。 「できない」を「できる」に変えるためには現状にくるまれてしまうわけにはいかないのです。 拘縮との闘い あわよくば元のように せめて入院前のレベルまでの運動能力を取り戻して欲しいと願っているわけですから、不可逆的な変形や変質は絶対に避けたいわけです。ここでしくじったらどんなにリハビリを積んでも使えるようにならないと思い、かなり無謀なことをやりました。呼吸もままならず胸郭マッサージで肺のリハビリからやらなければならない状態なのですが、カニューレで酸素を流しながら。 関節拘縮とは何か 関節拘縮の基礎知識  より 30日以内の固定→正常に回復 40日以上の固定→回復が遅延 60日以上の固定→回復の期待薄い 予防するには1日2回それぞれ10回程度の全可動域にわたる運動 うーん、こういうことははじめに知っておきたかった。 実は今初めてチェックをしています(笑) 看護師さん、PTさん、鍼灸マッサージ師さんetc. お話を聞...

驚愕!デトックス能は復活&絶好調:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その4)

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 2023年1月、コロナ罹患からの肺炎、死線よりぎりぎり生還して無理やりの退院から1年が経過しました。 退院から5カ月、体力の回復を確認しながら本格的にヌートリジェノミクスのプロトコルによるメチレーションケアを復活させました。入院中は完全にサプリメントによるケアがストップしていたので解毒はとまっていたと思われます。復活したメチレーションケアによる毒性物質のおどろきの振る舞いからプロトコルの進展具合を分析し今後の予測と計画を立てていきます。 シリーズ記事 メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その1) 胃瘻は戦闘ツール:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その2) ああ、代謝の個性を無視しないで!:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その3) メチレーション回復の兆し コロナ罹患、肺炎から2か月の入院で崩れてしまった代謝を栄養で補正していったお話は前回  ああ、代謝の個性を無視しないで!:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その3)  。そして同時進行でサプリメントを使ったメチレーションのケアを進めて4カ月のころです。 ・平衡感覚がなくなり姿勢の保持が難しくなる ・身体のいたるところに大きな水泡ができる ・手先、足先の血行が悪くなる ・足指に発赤皮膚炎ができる これらメチレーションが回復してきた兆候が現れてきました。 そんなバカなと思わないでください。これらはメチレーションが正常化したために蓄積毒素の遊離が始まり、組織に沈着して動かなかった毒素が体内をめぐり始めたということを示しています。毒素負荷が大きいⅢ型アルツハイマー病の主人の場合は解毒の副反応がとてもはっきりと出るのです。 メチレーションと解毒についてはこちら記事をどうぞ ↓ メチレーションによる解毒:動かないものを動かす(その1)   メチレーションによる解毒:動かないものを動かす(その2) メチレーションによる解毒:動かないものを動かす(その3) ああ、来たなと思いました。何度経験してもこの副反応の嵐はぞっとします。メチレーションが動くのは良いことですし、組織に沈着した毒素を遊離させて排泄しなければ静かに殺されていくだけです。この嵐を生きて超えられるのか。 闘いのためには実際どうなっているのか確かめなければなりません。難しいようならB12のサプリメントを止...

ああ、代謝の個性を無視しないで!:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その3)

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ヌートリジェノミクスをフル導入してアルツハイマー病からの回復を狙っていた矢先の肺炎から長期入院。プロトコルは突然の中断やむなし。 短期間なら仕方のないことで終わらせられるけれど、普段からサプリメントで代謝の弱点を補って何とかやっていた身体がどこまで耐えられるか。血液検査の数値を見ながら素人読みですがやきもきしていました。もちろん退院後は最速で回復させるべく調整。処方されていた薬剤をストップして完全回復させるまでの10カ月間のレポートです。  シリーズ記事 メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その1) 胃瘻は戦闘ツール:メチレーションで終末期からの逆転を狙う(その2) 代謝の個性 人には生まれながらの傾向、個性があります。行動や感性だけでなく、身体の持つ力にも個性があり生活習慣とあいまって風邪をひきやすい、ひきにくい、治りやすい、治りにくい、体温高め、低め、疲れやすい、活力あふれるetc.と様々です。そこには生まれ持った代謝酵素を作り出す遺伝子が少なからず関わっているようです。 一般に生活習慣病と言われる物の多くは代謝異常によるもので、誰しも代謝能が年齢とともに低下していき慢性病を抱えやすくなることは避けがたいことです。とはいえ、命を全うするまで投薬などの補正を入れながらであってもそれなりに持ちこたえる人が大多数です。 原因不明の難病を起こしやすい代謝個性とメチレーション 代謝個性と心臓病の関係や代謝個性と高脂血症の関係などが研究されて定着し始めた昨今ですが、いまだ神経難病と代謝については解明されていない部分が多くあります。標準医療で具体的なアプローチがなされることがなく、検査適応にもなっていない。そのせいで「原因不明」で「精神的な問題」と言われることがとても多いのです。 私は、原因不明の体調不良に悩むひとは個性としての代謝の弱さ持っている可能性が高いのではないかと思っています。 50歳に満たずアルツハイマー病を発症した主人の場合は神経破壊が起きてしまうほどの毒性物質を全身に蓄積してしまうという代謝個性。だけでなく神経伝達物質を作り流していく、エネルギーを効率よく生み出す、アミノ酸を上手に利用するなどを苦手とするという傾向があります。ヌートリジェノミクスは苦手部分を補うサプリメンテーションをしながらメチレーションによって遺伝子の発現調整が起きることを狙うと...