記憶の中へ / 音読からはじまる小さな冒険

こんにちは&はじめまして MUSICA YOROZUです 若年性アルツハイマー病 中期にさしかかり 生きがいだったオーボエの演奏を奪われていく音楽教師 ゆるやかに変化していく日常は見知らぬ世界へ 同行二人旅の記録となります 初診から3年と6ヶ月 診断から2年 じりじりと不便はせまってきますが まだまだ 普通に生活できています もしかしたら今なら間に合うかも MENDプログラムをもとに回復をめざして行動をはじめました 今日も脳トレやってます 今日は私が出かけなけらばならない日 じっくり付き合えるかどうか 「どうしよう?音読だけでもする?」と声をかけたら 「まず数独!」 との返事 所要時間15分 普通の問題に徐々に近づいていく ブランクが多くなったので、まず「消去法」でいくつか埋めることを説明しようとしたけれど・・・ 説明なかばで 「やってみるから だまっといて」 と いつものようにスタートしてしまう 説明聞くのはめんどうなんだろうか? しかし 昨日ひとことアドヴァイスの『「枠」も見れば?』 を はじめから使いこなしている様子 さらに 数字を書き込みながら 次に検証するべき箇所はどこかと 目で物色している様子 しかも 縦・横・枠 と 注目するポイントを移動している 頻発する3者択一ではぜったいに消去法を使っているので もう説明いらないかと思う 今日の音読:C.P.E.バッハ 音楽家→ おん=がっき 音楽家→ おんがくがく と 発音 か・き・く・け・こ が発音しにくいのはかなり前からの傾向で 補うために言いなれた単語へと自動的にスライドする模様 感動させることはできない→ かんどうさせることはできた おいおい 適当に慣性で口がすべってますね う~ん・・・ほんまかいや?ま、このひとがゆうてることやねんげど かある・ふぃりっぷ・えみにゅる・・・ととと エマニュエル・バッハ そやけど ひとによるでえ 感動しながら演奏したら 技術が不確かやったら変なことになる 下手な人にはこの格言はバツですねー ...