アルツハイマー病ってしんどいね / いっしょに過ごすとみえてくるあれこれ

こんにちは&はじめまして
MUSICA YOROZUです

若年性アルツハイマー病 
生きがいだったオーボエの演奏を奪われていく音楽教師
何がおこるのかまったくわからない
NOW格闘中の主人との生活を
右も左もわからない素人の強みで
大胆レポートをいたします

初診から3年と6ヶ月
診断から2年
今なら間に合うかもと
MENDプログラムをもとに回復をめざして行動をはじめて4ヶ月たちました

脳トレで知る 病状NOW

数字トレーニング
数字つなぎから始めて5日目にルールの説明を聞きながら9×9マスの数独の問題が解けました
1日1問
独自にアプローチ法を編み出そうとする主人のとりくみから 脳内におこっていることを推測します

8月24日(木)
所要時間30分
縦列 横列 3×3枠 それぞれに 1マスのブランクがある箇所を 埋めていく
「この列を見て・・・」etc.の誘導を3回くらい
そののちは 自発的にピックアップしてゲームをすすめる
とちゅう 2つの候補から1つを選ぶ判断は説明するまでもなく実行
かなり疲労の様子だが「楽しかった」と終了

1~9までの数字を目視した像の一時記憶をなくさないための集中力の必要を感じた

8月25日(金)
所要時間20分
広範囲なブランクが1か所ある問題
縦列 横列 にすでに入っている数字を消去して場所を特定する方法を説明
「説明」からの理解はどうやら定着しなかったもよう
前日の手順をくりかえして 完成
かなりの箇所で複数候補から選び取る判断が必要だったが その際「消去法」を脳内で使用
している様子があったので 実質「理解」とすることにした

前日ほどの疲労感なく 独自の工夫に満足したようす

8月26日(土)
所要時間3時間
地道に埋めていけば1or2者択一の繰り返しで 難問ではないが ブランク箇所が多く集中の持続が必要
手助け不要と宣言したので ただ見守る
滑り出しは快調だったのだが 疲労したのか 今しがた記入した数字に対して なぜ自分がそう
判断したのかのイメージを失い混乱
イライラしはじめると イライラに集中してしまい 完全にパニックに

軽くティータイムをとり 「一人でやるっ!」というのを説得して ヒントを出しながら一緒に再開後30分で完了

知能力は脳の機能の有無だけでなく 持続時間 疲労度で大きく変わる
自分がそう判断したのかのイメージが薄れることは「恐怖」と表現
納得

8月27日(日)
所要時間30分
2者択一箇所が多く 前日に比べてやや難問
全行程自力完成だが 手順的にまず横列に強くこだわり 行き詰ってもなかなか「縦」や「枠」に目がいかない
最終的に ほぼ 横と縦のみで(かえって複雑な思考を必要としただろうに・・・)やりきる

終わってから「枠」を見る「発想の転換(主人の好きな言葉なのだが)」があると 作業が立体的になるよ と一言アドヴァイス

成功体験 その手順に固着する傾向?注目するもの以外は認識からとんでしまうようだ

8月28日(月)
所要時間15分
前日よりもやや作業量が多い問題
1つ決定箇所や2者択一で埋まる場所に目がいかず 3者択一を巧みに繰り返してクリア

覚えていたのか「枠」への意識がはじめから導入されていた
「消去法」を説明するつもりでいたが 3者択一では消去法を使いこなしているように見えたのでやめる

作業の中で理解している事柄を コトバにするとかえって混乱するのでは?との疑問が残った

ジグソーパズル
2ピースから始め 現在20ピースまで
始め凹凸にのみ注目して組み合わせようとしていたが 図柄 色調から関連性のありそうな
ピースをまず分類してとりかかるようになる

ピースが増えると 集中力の持続が やはり厳しそうな様子が伝わってくる

図柄の判断で選んだピースが指先の運動がうまくいかなくて 正解箇所にはめ込めないとき、リトライせずに違うものをもってくる傾向

指先の運動機能の不具合
いったん下した判断にたいしてのイメージが保持されていない 
不安・自信のなさにつながる

ピースが回転している場合 90°の回転は必ず試みるが 、さらに90°は なんとなく回すだけ、もう90°はもてあそんでいるだけで回してたしかめるに至らない

回転することと回転の後の検証が 連絡できていない?

それでも試行錯誤を繰り返して完成させるためには 多大なエナルギーを必要とするのだろう

音読
主人は言語に症状がある
会話では ほぼ不自由はないが 文字で見たものを発音に変える際はたいへんな苦労をする
目で見ているのに 口から出ない
「音読のトレーニングをしたらどうだろう(百人一首でも読む?)」との提案に対して主人が選んだもの
「音楽家の名言」
音読、のちその名言について音読&ディスカッションをすることにした

第一日目 ヨハン・セバスティアン・バッハ

「音楽だけが世界語であり、翻訳される必要がない。そこにおいては魂が魂に働きかける」





さて 主人の意見
「音楽そのものが魂なわけじゃない。そこに人間がいて 演奏した時、その人がどういう音楽を奏でるか。それは、その人の人生との付き合い方が問題になってくる」
なるほど やはり教師魂健在と見ました

そのほかに こんなことをしています
・デトックスなメニュー
・糖質制限+ココナツオイルの摂取
・グルテンフリー
・15時間の断食
・ゴマ油・オリーブオイルの使用
・ビタミン他 サプリメントの摂取
・ハーブの摂取
・朝の抹茶
・早寝はやおき
・C-PAPによる睡眠時無呼吸症対策(酸素の確保)
・空間殺菌(血液の浄化効果あるかも?)
・コンスタントな家事労働
・お買い物を兼ねたお散歩
・オーボエの練習

できる限り 現実から目を背けようとしていた あるいは本当に自身の症状の存在を意識できていなかった(認知する機能がなかった)状態から 多少の心理的な負担を背負っても 意識的にトレーニングをしようとの変化

食事療法その他が多少なりとも病におかされた脳のダメージを軽減しはじめて 機能的な負担がかるくなってきた。だから現れた変化ではないかと 脳トレに取り組む「大変さ」を見ていておもわずにはいられません

脳トレは 機能回復のためのトレーニングというよりも 現在の主人の状態を映し出してくれて 理解、共有できる貴重な手段のような気がします
「ああ、自分はいま こんな状態なんだ」と理解する能力が 今 主人にある!
「しんどいね。いっしょに背負わせてね」その言葉が ストレートに届いている 奇跡の最中です

やらんでもええけどやってもええんや

教師時代の主人
お決まりの「せんせえ なんで音楽なんかべんきょうせなあかんの??」との生徒からの質問に「やらんでもええけどやってもええんや」と答えていました

治療法がないと言われている病気をあいてにジタバタ

「やらんでもええけどやってもええんや」

今後の展開お見守りください

みんなで若年性アルツハイマーな生活を理解しようの会


下記リンク 興味をもっていただけましたら ぜひともご参加ください

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