認知症になるとき ならないとき/予防法におもうこと

若年性アルツハイマー病には記憶障害が目立たず 3倍のスピードで進行していくタイプが存在します。リコード的にいうと 3型・毒性アルツハイマー病です。
記事公開から1年と2ヶ月と2週間め、リコードの力で主人は元気に活躍しています。
こんにちは&はじめましてMUSICA YOROZUです

若年性アルツハイマー病 中期にさしかかり
生きがいだったオーボエの演奏を奪われていく音楽教師
ゆるやかに変化していく日常は見知らぬ世界へ
同行二人旅の記録となります

様々なタイプがあり それぞれの症状がある若年性アルツハイマー病において
私たちが体験する実例その3


これが現実アルツハイマー病全10話の続編です


尻尾をかんだ蛇

脳機能の低下によって引き起こされる症状を自覚するのも脳機能である

アルツハイマー病にかかった脳は自らが破壊されていく危機感を感じ続けることができない
ダメージがダメージの存在を意識の中から消していく

へびが自らの尻尾をくわえ 自らをのみこんでいくように

効くのか効かないのか

脳機能回復に効果

様々な場所で目にする広告は大変魅力的である
現在 医療的には進行を見守る対症療法以外にないとされるアルツハイマー病に回復の可能性があるのなら 当然ためしてみようと思うのだが

睡眠の改善  長年 睡眠時無呼吸症であったが 疲労が普通ではないため、診断前1年より本格的な治療を開始していた。まさかアルツハイマー病であるとは思いもしなかったが はたして睡眠の改善は効果があったのだろうか?

ダイエット  無呼吸症にはダイエットは欠かせない。糖質を抑えて 大豆製品 ナッツ類へのおきかえ、生姜 ニンニクなどをとるほか 早めの夕食後は何も食べない などで 半年間で約15kgの減量に成功。図らずも食事の内容はアルツハイマー病予防に効果があると謳われているものになっていたのだが、減量でかかった負荷がアルツハイマー病の進行に拍車をかけなかったか?との疑問が浮かぶほどにこの間の主人の変化が目立ち 結果受診 診断とつながった・・・

脳トレ 元来 研究好きでこだわりが強い性格で常に調べ物をして 出版をめざして独自の研究に没頭していた。好きなことに没頭する、常に思考するのは 認知症予防に効果があるはずなのだが

たくさんの人とかかわる 教職では 常にたくさんの生徒とかかわってコミュニケーションをしている。講義式の授業ではなく 個別指導を中心にした授業展開であったので コミュニケーションの量は通常よりも多かったはずなのだが

嗜好品 なんといっても 赤ワインが大好き。認知症予防の筆頭に上がるポリフェノールの効果はあったのか?

音楽効果 認知症といえば音楽療法。これはどう考えたらよいのだろうか?

上記に 適度な運動  と ストレスの軽減 をプラスすれば完璧ではないだろうか

これで 発病もとめられず 進行の抑制もできない

診断後 に追加した 糖鎖  レシチン フィチン とあれこれ
さて 効果のほどは・・・?

認知症になりたくない

高齢化社会 やはり関心は高まってきてるようで「認知症予防」のマメ知識的なものを目にすることがふえてきたようにおもう。「認知症」というキーワードで「認知症になりたくない」という大勢の心理を引きつけるのだろうか

しかし ほとんどが一般的に 自然な健康生活を志向するなら当たり前のことで 私たちは長年にわたって普通に行っていたので 複雑な心境になる

心身ともに健康的なほがらかな生活を

認知症であってもなくても みなが望むことだど思う。さらに認知症のリスクを減らせるのならば言うことがないのだが

知ってほしいとのぞむこと

「認知症」のかんむりのもとに健康長寿法が目立ち本当に知ってほしいアルツハイマー病の情報が見えにくくなっている気がする
個人的意見だが 読み落としてほしくないのは次の3つ

・生活習慣や性癖ではなく 病変であるから医療機関へ
・遺伝子が関与(特に若年性)
・早期発見 早期治療が必須

予防法に関心が高まるあまりに 患者に対して「そういう生活をしていたからだろう」との偏見を呼ばないかを心配している

被害妄想的だろうか?

さらに ほぼ見かけないことだが

・現在では対症療法しかない進行性の病でじりじりとしかも確実に命を奪うものである

ということ

最良とはなにか

家族の会でよく出る話題に「あの時 もっと~していれば・・・」というものがある

とかく人はそのように思う

発病しなかったのではないだろうか?
進行を遅らせることができたのではないだろうか?

しかしたとえば タイムスリップでもして「あの時」にもどったとして何が変えられるだろう。やり直せば全く違う人生になるようにみえて 結局同じところにたどりついてしまう O.Henryの「運命の道」を思い出す

「あの時もっと~していれば・・・」のあの時には それが精一杯だった。そして今やっとできていることは今の 必然として受け止め これからの行動を選択していく、そのための役に立つ情報 知識 が社会的に共有できるほどに関心が高まる方向へと進んでほしい

みんなで若年性アルツハイマーな生活を理解しようの会

下記リンク 興味をもっていただけましたら ぜひともご参加ください




渡れない川をはさんで

私には主人から見えている世界を正確に知ることができず また 主人の方からも私のいる世界を把握することがむずかしくなる そして 二つの世界をへだてている川は時とともに幅を増していく日常です

生活視点 生身で体当たりのブログはこちらです~そのまんまでいいよ&ゆっくりしいや~


できることがあった!(これより追記です)

「環境を整えることで アルツハイマー病の進行を遅らせることができる」
そう謳われる昨今、どれほどこころ潰れる日々だったか。

できることはすべてしている

それでもなすすべなく進行していく、そんなタイプが存在する。
挙句は「奥さんが一生懸命すぎるから ストレスになるんですよ、進行はやめてませんか?」とお説教される。

3型(吸引性)アルツハイマー病の存在が 完全受け入れられるまで 同じ思いをする人がなくならない、そう思うと恐ろしくてたまらない。

どんなに健康的な生活をしていても 毒素源へのアプローチが欠けたままでは 何の効果もない。40代後半からの発症が多く、10年足らずで若い命が失われていく。

重金属、化学物質暴露型もしかり。

"The End of Arzheimre's" の出版以前、「アルツハイマー病の真実と終焉」ももちろんなく、まだリコードがMENDプログラムといわれていたころです。
知らないながらでしたが 上記行動はリコード法の基本行動とほぼ重なっていたことが リコード的アプローチを始めたときに 素早く身体が反応することになったのだと今になればわかります。当時は何もかもが恨めしかった。

1年と2ヶ月が過ぎて ようやく毒素源へのアプローチが一段落して、基本的な体調が整い始め、アルツハイマー病が破壊した脳神経の再生に取り組む日々です。進行してしまう前に、脳神経が破壊される前に、リコードに取り組めるケースが増えることを心から願っています。

こちらブログ、掲示板に情報交換ができる場所があります。

インフォメーションです

主人への取り組みをベースにリコード目線で音楽療法を編み上げました。
リラクゼーション&フィジカルトレーニングに音楽を組み合わせました。
ReCODE的生活にをベースに構築する個人仕様です。

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