生活点描 / お友達の素晴らしいお嬢さまと一冊の本の誕生「認知症の私は記憶より記録」


こんにちは&はじめまして
MUSICA YOROZUです

6月23日金曜日
ステキなことがふたつありました


小学校時代のお友達が
お嬢さまと近くまでいらしたから
立ち寄ってくれました

彼とは2年前に小学校卒業以来
ン十年ぶりに再会
私がロビーコンサートの活動してるのを知って
ナマピアノでうたえるお楽しみライヴ
やってみたら?って
後押ししてくれたり
なにかと支えてくださってます

お嬢ちゃまは高校生
お二方と主人と私
4人でTEA TIMEにくりだしました


みんなでケーキセット
美味しいコーヒーひと口

あああ

ソーサーのうえにスプーンがあるのに
その上にカップを置こうとする主人・・・

あ、あぶないよ

そう そんな時
「大丈夫だ!」と言いながら
ひっくり返してしまうのがパターン

だめだよ~

その時
何も言わずに
お嬢ちゃまがすっと手をのばして
スプーンをどけてくれたの

ほんとうになにげなく
さりげなく

そのまま
何事もなかったみたいに
むかしのお話が続いて

なにげなく
さりげなく

そして

見てください
主人の満足そうな笑顔

素晴らしい一瞬でした

たくさんの感謝

彼のご家庭の素晴らしさがうかがえます



帰宅すると
本がとどいていました











クラウドファンディングに協力させていただいた
大城 勝史さんの本です

「抗グルタミン酸受容体抗体脳炎」から
若年性アルツハイマー病へ
ご苦労と不安を冷静に分析
そして
とどまることのないチャレンジが
まっすぐな言葉で綴られた
素晴らしい本でした

この本の出版に
微力ながら協力させていただけてホントに光栄だ
思いました


そして

そして

もしも
主人自身のことばで
主人が住んでいる世界のことが
語ってもらえたら

きっと

きっと


言葉では表現してくれないけれど
オーボエの音で
伝えてくれてるのだから

わがまま言ってたらだめかな


尻尾をかんだ蛇

脳機能の低下によって引き起こされる症状を自覚するのも脳機能である 

アルツハイマー病にかかった脳は自らが破壊されていく危機感を感じ続けることができない
ダメージがダメージの存在を意識の中から消していく

へびが自らの尻尾をくわえ 自らをのみこんでいくように

認知機能がさほど衰えないままに 失行が進んでいく少数例のアルツハイマー病、本人にとって精神的に酷いものかもしれませんが 「自分らしく」生きようとするエネルギーを追っていきます

みんなで若年性アルツハイマーな生活を理解しようの会

下記リンク 興味をもっていただけましたら ぜひともご参加ください

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