Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は？（その３）： 5年分の解毒作戦総括 (1)水道水が危ない！？

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 3型アルツハイマー病とガッツリ取り組み5年目
いつまでも終わらない毒性物質の排泄
取り組んでみなければ知りえなかった毒物の「蓄積」
現時点での毒性物質対策を振り返ります

現在、2か月続いたこのたびの解毒の嵐がようやくピークをこえたかと思われる方向へ移行中。今後どのような変化が現れてくるかを見守りながら、この期間を利用して5年分の解毒作戦をすべて見直してみようと思います。
対策初期の稚拙ともいえる期間にも一応検査をしており数値が残っていることで多くの情報を引き出すことができます。そのおかげで、副反応が吹き荒れて状況が悪化しても、おさまるまで待って行きつく先を見定めようじゃないかと冷静さを保てているなと思うことが多々あり、数値ってだいじだなとかみしめています。

「解毒をしたためにアルツハイマー病が進行してしまった！！」と感じるとき数値から対策を評価して客観的な考察をしながら変化を待つのも一つかもしれません。


シリーズ記事

Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は？（その１）：刻々と移り変わる解毒症候群リアルタイムレポートはTwitterに

Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は？（その２）： 戦慄！3型アルツハイマー病の正体を見た

Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は？（その３）： 5年分の解毒作戦総括 (1)水道水が危ない！？



Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は？（その７）： 5年分の解毒作戦総括 (５)骨に潜む鉛、毛髪での検出は遅れてやってくる


評価のための下準備

まずは数値の書き出し

5年分数値をすべて書き出してみました

RUBE



MUSICA

奮闘の足跡、検査機関はまちまち、単位もバラバラ、基準値もそれぞれですので基準をそろえて読み直していかなければなりません。

単位と基準値

計測の機器やお国柄によって、基準値と単位が変わります。基準値はお国柄やラボの持つデータに関よって大きく変わります。


有害金属の場合には、安全か否かの目安として疑問なところがありますので数値そのものの変化と対策の効果の関係を見るにとどめます。単位、基準値ともに一番多く利用したDDIラボのものに揃えました。

変化を追跡するためにグラフ化する

グラフにすると何が見えるか。まずはお試し、参考値として検査をしたMUSICAの毛髪数値を使って始めていきます。ソフトなんて使えないので涙の手作業にて。

グラフから読み取る

さて、下記のようなグラフができました。検査回数が少なすぎるので「雑」なことこの上ないですが解析をしていきます。

MUSICAの場合は曝露環境にいると中毒症状が出るが、曝露源から離れれば５～１０年で自然に症状が消える、解毒能的には中の下程度ではないかと生活歴と遺伝子タイプから推測できます。


初期値はリコード法を始めて2か月ばかりのころです。そこから4年と半分、水銀、ニッケルともずいぶん減っています。この間の対策は「ごはん・すいみん・うんどう・おふろ」に徹底的に付き合う他には特別な解毒対策はやっていません。解毒能が破綻していなければ生活習慣ベースの代謝促進は効果があると言えるようです。



ヒ素、カドミウムについては一旦排泄量が上昇した後に減少が来ています。「ごはん・すいみん・うんどう・おふろ」で代謝亢進によって排泄が亢進したのち蓄積量が減少したと思われます。

鉛も同様に一旦排泄亢進後の漸減傾向ですが減らし切れていない感じです。鉛の曝露には心当たりがあります。住んでいた町家の水道管が腐食して穴が開き水が漏れるということがあり配管が鉛管だということを知りましたが、まさか危険なだともおもわず。。。古い京都の町に25年住みました。鉛は骨に蓄積するのでその間に蓄積した鉛を骨から引きはがして排泄するのに時間がかかるのかもしれません。

さて、どういうわけかアルミニウムだけが排泄亢進したまま。お鍋、フライパン他アルミ製のものはリコード開始時より遠ざけています。強いとは言えないけれど排泄が機能しているとすれば他データに近い変化をするはずなのでこれは持続的な「曝露」を疑います。排泄が続いているのでMUSICAの場合は深刻な蓄積には至らないと思われますが解毒機能障害がある主人の場合はまずいでしょう。


曝露源をさがして

おりしも、主人の検査データに対して「飲み水解析」の提案を受けました。結果です。


そして自治体の水質検査結果

「一般的に考えて問題にならないレベル」基準では安全ということになりますが、排泄能が破綻している主人の場合は微量と言えども溜まる一方で解毒対策とのいたちごっこになっているはずです。一般的基準で「安全」とスルーするか否か。解毒能的に疑問がある場合はしっかり調べた方が良いように思われます。
N=1の事例として次回以降解析していきます。
銅も検出されていますね。「銅＞亜鉛は炎症を示唆する」と一生懸命炎症対策をしていましたが、主人の場合、亜鉛と銅のバランスがとりにくいのもここに原因があるかもしれませんね。ちなみにMUSICAは特別に亜鉛サプリを摂ることなくバランスできています。

浄水器導入

と、言うわけで逆浸透膜浄水器を導入致しました。置き場所と取り付けを検討して、横置きタイプを購入。対面キッチンのカウンター下にジャストサイズでおさまってくれています。

さて、浄水器効果がどう出るか？まずは主人の追跡。MUSICA的には1年後ぐらいにチェックですかね。

追記（2021.12.27）

主人の分のアルミニウムのデータをグラフ化しました。

Rube
解毒対策で減らしても減らしてもいたちごっこ。解毒対策を怠ると安全ライン（赤線）を超えてしまいそうですね。「水道水の水質は法令等で定められた基準値に全て適合していますので、安心してご使用いただけます。」は、「解毒能が正常な方においては」の但し書きが必要です。


Musica
取り込んでしまったものをコンスタントに排泄できるなら安全ライン以下をキープすることができる。無毒な環境などあり得ないので解毒が機能そのものにアプローチしなければ3型アルツハイマー病から逃げ切ることは難しいと思われます。



配信講義

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