Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は?(その5): 5年分の解毒作戦総括 (3)タリウム!毛髪検査だけじゃわからなかった
3型アルツハイマー病とガッツリ取り組みが5年になって
それでも終わらない毒性物質の排泄
取り組んでみなければ知りえなかった
蓄積した毒物の恐ろしさと対策の可能性をレポートします
シリーズ記事
Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は?(その1):刻々と移り変わる解毒症候群リアルタイムレポートはTwitterに
Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は?(その2): 戦慄!3型アルツハイマー病の正体を見た
Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は?(その3): 5年分の解毒作戦総括 (1)水道水が危ない!?
タリウムとの闘い
まずは宿敵タリウムを取り上げて解毒対策と症状の推移を検証していきます。
毒性物質は水銀、バイオトキシンだけではない
排泄障害を抱える主人にとって、すべての環境毒素が蓄積して健康に影響を及ぼす危険があります。バイオトキシンは言うまでもなく猛毒として名高い水銀、ヒ素、カドミウム、鉛。日常で目にすることは少ないかもしれませんがタリウムも受動喫煙などで取り込むこともあり影響を受ける可能性が高い毒素です。
タリウムってどんな毒?
まずはこちらリンクへ
2019年の時点で尿中高レベル排泄が見られるのですが、知らぬが仏です。リコード法では水銀とバイオトキシンがクローズアップされていますので「タリウムがいっぱい?わかんないなあ。悪者は水銀、バイオトキシンだからさ、まあいいかあ」とのんきにスルーしていましたが、なんのなんの、手当たり次第に神経を破壊していく猛毒だったのです!情報一点集中の危険がここにあります。
わからないものは調べる、調べられないならわかる人に尋ねる。今ならできますが当時はできなかった。スルーしたわりには知らずに対策ヒットさせていたらしい5年間をふりかえります。
対策と毛髪、尿検査値の推移
色分け
各図、赤→毛髪検査結果、青→尿検査結果 です。
ラインはDDI社が安全域としている基準値です。グラフは絶対量ではなく「基準値」に対してどう変化をしたかが見えるようにしました。
番号と矢印は対策を示す
①週2回のグルタチオン点滴を継続した期間
②ヌートリジェノミクスをスタート、メチレーションへのアプローチがはじまった
③DMSAによるキレートを実施
④メチレーション対策の強化
↑アマルガムの除去
2017.06~2019.04
リコード法開始からヌートリジェノミクスに漕ぎだすまで。
この間尿検査はありません。あ、コレ点の位置が間違ってますね。初めてDDIの検査をクリニック経由でしたのが2018.06ですから赤い点が1年分ズレてます。①のグルタチオン点滴開始直後です。
まず、ネットでお取り寄せの「らべるびぃ予防医学研究所」ではタリウムの項目がないので振り返ることはできません。2018.06のDDIの検査でもごく微量検出されただけでこの時点ではスルーです。毒性物質には腸管を主な排泄ルートとするものと尿経路を主な排泄ルートにするものがあり、タリウムは尿経路が主だと言えます。毛髪検査のみで見ている限りタリウムへはたどり着けなかったことでしょう。
この間尿検査はありません。あ、コレ点の位置が間違ってますね。初めてDDIの検査をクリニック経由でしたのが2018.06ですから赤い点が1年分ズレてます。①のグルタチオン点滴開始直後です。
まず、ネットでお取り寄せの「らべるびぃ予防医学研究所」ではタリウムの項目がないので振り返ることはできません。2018.06のDDIの検査でもごく微量検出されただけでこの時点ではスルーです。毒性物質には腸管を主な排泄ルートとするものと尿経路を主な排泄ルートにするものがあり、タリウムは尿経路が主だと言えます。毛髪検査のみで見ている限りタリウムへはたどり着けなかったことでしょう。
2019.04~2020.03
初の毛髪&尿同時検査です。これは受講したヌートリジェノミクス講座での実習用に推奨されたもので理論をもとに実際に読んでみようというものだったのですが、当時は何も読めていませんでしたね。毛髪でほとんど出せない排泄障害がありながらこれほどに高レベルで尿中にあるということは、血液にのって体中を巡っているということ。なんてオソロシイ!
この時点以前に「ごはん・すいみん・うんどう・おふろ」を2年間徹底して、水銀とバイオトキシンを狙った対策の余剰効果もあったはずなので、恐らく初期値はもっと高かったとおもわれ、、、よくぞ生きていたレベルですが気づいていない。無知は恐ろしいです。
それでも検査に添付されるサプリメントの提案でメチレーションへのアプローチとエネルギーサポートを始めたことは大きな前進になり尿中レベル≒血中レベルが急降下しています。全然気づいていませんでしたけど。そう、今見ればわかるんです(笑)
当時は対策すれども何も改善せず、むしろ精神状態や動作の具合が悪くなるばかり。そのはずです、副反応の炎症が起きていますから。「そんなはずはない」とあせりまくっていました。
この期間はバイオトキシン!水銀!とめいっぱいの対策を連投していましたのでその余剰効果も少しはあるかもしれません。毛髪での排泄がわずかにアップしています。
この時バイオトキシンにQSS社のブラックボックスⅡが効果があったレポートは別記事でいたしました。
この時バイオトキシンにQSS社のブラックボックスⅡが効果があったレポートは別記事でいたしました。
そしてその後ちょっとした回復が訪れています。
2020.03.
尿中レベルが上がっています。Dr.推奨でおこなったDMSAとEDTAによる負荷畜尿検査ですので、随時尿よりも排泄量が増えていると思われます。と言ってもメチレーションケア開始時のレベルよりはずいぶん減っていますね。しかし、です
ここでDr.は「タリウム、死ぬよ!?こんなんはじめて見たわ!」とおっしゃり、私たちは初めてタリウムとご対面したような大騒ぎの始まりとなったのです。「死ぬの?」ショックで頭が真っ白とはこのことで、初期の危機状態を正しく理解できていなかったのは不幸中の幸いかもしれないぐらいにうろたえました。その過去検査のコメントで紹介されたプロトコルもきっちりと前進しているのですから、そこであわてることもないでしょうというのが冷静な所見で排泄レベルの変化も良好なのですが当時はわからない。Dr.も他所での過去検査まで参照なんてなさらない。おかげで解毒の勉強に本腰がはいったので結果オーライですが。
2020.03~2020.09.
タリウムえらいこっちゃということでその時点ですでに次の手の準備がされていました。解毒学会と連絡をとり、QSS社に問い合わせ、キレートの提案をしてくださる行動力のあるDr.です。タリウム解毒には、プルシアンブルー、DMSA、QSS社のデトックスキューブが可能性があり、まずプルシアンブルーは「とっっっても飲めたもんじゃない(Dr.飲んでみられたのですかね?)」QSS社のデトックスキューブはお取り寄せに1か月ぐらいかかる、DMSAは負荷検査に使用しても副反応を起こすこともなくむしろそのあと吸着物質を使うと体調がよくなったといった条件からDr.のご指導の下でDMSA3か月間にチャレンジすることにしました。DMSAに結合させて尿経路で流すというもので服用と休息を一定サイクルで繰り返す。加えてカリウムの投与、腸管でのキャッチ&排泄(これはその他金属に余剰効果が大きく出ました)さらにこの期間は同時進行で血流改善プロトコルも行っています。メチレーションケアも続投です。
なかなかに厳しいプロトコル終了してタリウムはこれでバッサリとの期待ははずれ約半分に落とせたにとどまりました。症状的には、身体の傾き、手の腫れ、紫色の爪、その他の副反応に苦しみながらも突然ピアノ即興演奏が噴き出すというBigWaveがあった時期です。
2020.09.~
その後、今に至るまでHHIサイト経由でのヌートリジェノミクスプロトコルに絞って対策を継続しています。スタート時の手続きの混乱を解消できたことと、Covid19で緊張の市街を公共交通で突っ切って通院することの困難からですが、結果としてタリウムについては着々と解決に向かっているように見えます。と言ってもようやく基準ラインなのでまだまだ「手当たり次第に細胞を破壊していく猛毒」タリウムによるダメージは続いていると思われ、激しい中毒症状との闘いが続くばかりで本格的リバースが訪れないのもこれでは仕方なしと言えるでしょう。5年の取り組みでやっと今後の変化に期待が持てるかもしれないという出発点に立ったのか?厳しい現実です。
まとめ
アルツハイマー病発病の時点で代謝が破綻していることが推測されます。特に3型が疑われるのなら、長年にわたって解毒が機能していないと考え、水銀、バイオトキシン以外にも毒性物質蓄積の可能性を無視しない方がいいでしょう。毒性物質には肝臓→腸管経路での解毒排泄を主とするもの(毛髪レベルに反映)と、血流→腎臓の解毒排泄を主とするもの(尿中レベルに反映)があるので、毛髪だけで判断しないことをおすすめします。検査項目も十分であることを確認した方がよいでしょう。便中有毒金属検査もあります。
毒性物質レベルは一直線に下がるわけではないので、繰り返し検査で追跡する必要があると思います。
タリウムレベルが高い人、案外多いです。コレ、本当!
配信講義
YOROZUがかたる「メチレーションのおはなし」
YouTubeライブにて「メチレーションのおはなし」10回シリーズを開催いたしました。アーカイブがございますので、閲覧を希望される方はお問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ。
YouTubeライブにて「メチレーションのおはなし」10回シリーズを開催いたしました。アーカイブがございますので、閲覧を希望される方はお問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ。
インフォメーション
ヨロズ公式Webサイトはこちら。ReCODEプロトコルver.ヨロズ、他、全活動についてご案内しています
無料で登録いただけるフォーラムを開設いたしました
ヨロズ公式Webサイトはこちら。
ReCODEプロトコルver.ヨロズ、他、全活動についてご案内しています
無料で登録いただけるフォーラムを開設いたしました
Facebookグループ 何ぴともアルツハイマー病で死ぬなかれ! ではヨロズのヌートリジェノミクスNOWを主にライヴで発信中。
ヌートリジェノミクスの第1歩
メチレーション関連遺伝子検査↓こちらです
23andme の遺伝子検査を検討なさっておられるなら、こちらをおススメします。あとあととても役に立ちます。
日本語サポート付き はこちら
なんでこんなにお値段が!?ってほどの違いがありますが、
88ページのガイドブック
247ページの遺伝子別 対応の手引き
63ページのそれに対する解説
検査結果に対する解析、アドヴァイス、すべて日本語でサポートなしで乗り切るのはかなりの根性がいるものかと思われます。
経済的に苦しいヨロズは可能な限り英語で頑張ります。
ヌートリジェノミクスは まずこちらの本から
Amyプロトコルの日本語による全面サポートはこちらです
YOROZUが運営するFacebookグループです
ヨロズオリジナルグッズ
闘病7年目の精神世界を描く奇跡のアルバム「今吾誦(いまあじゅ)Image san nom」
CD \1,800 楽譜¥2,200+送料 お問い合わせください
CD「おかえりなさい」2020年リマスター版
¥1000+送料 お問い合わせください
デジタル音源ダウンロードはここから
オリジナルリコードソング3曲は必聴!全曲試聴もできます
Youtubeチャンネルにリハビリの様子が時系列でならんでいますYOROZU×YOROZU
生活視点 生身で体当たりのブログはこちらです~そのまんまでいいよ&ゆっくりしいや~こちらもよろしくお願いします
YOROZU×YOROZU激喋り「YYJournal~長田の視点」「夫が若年性認知症!どうしよう(難病克服とは)」
コメント
コメントを投稿