Ⅲ型アルツハイマー病との闘いが行きつく先は?(その4): 5年分の解毒作戦総括 (2)毒素排泄の実際

 3型アルツハイマー病とガッツリ取り組み5年目
いつまでも終わらない毒性物質の排泄
取り組んでみなければ知りえなかった毒物の「蓄積」
対策とその成果、そして今後の見通しを考察します


いろんなラボで受けたバラバラのデータの単位をそろえて5年間の推移が見えるようにグラフ化しました。手作業のお粗末な図ですが、数値を眺めてああだこうだと思ってきたことが一目でみわたせて正直驚いています。

色分け

各図、赤(オレンジ)→毛髪検査結果ブルー(薄青)→尿検査結果 です。
ラインはDDI社が安全域としている基準値です。グラフは絶対量ではなく「基準値」に対してどう変化をしたかが見えるようにしました。

番号と矢印は対策を示す

①週2回のグルタチオン点滴を継続した期間
②ヌートリジェノミクスをスタート、メチレーションへのアプローチがはじまった
③DMSAによるキレートを実施
④メチレーション対策の強化
アマルガムの除去

各毒素のグラフ化

だだだーっと並べます。まず全体を見渡すところからまいりましょう!

宿敵タリウム曲折あれど減らせてるらしい、安全域まであと少し。



場外乱闘激しい水銀、対策に反応してDown、遊離してUpを繰り返しながら漸減傾向。




鉛、ヒ素、カドミウム、水銀親分の漸減に摂り替わり大暴れの場外乱闘トリオ。


アルミニウムは飲料水混入疑惑について追跡中。


チタンにはまだ明らかな反応がない。



ビスマス、アンチモン、バリウム、暴れ始めたか?!


ニッケル、今回の嵐にはヒ素とともに大暴れしているものと思われます。

イッキ貼り付けいたしました。
次回以降、一つ一つの項目について対策や相互干渉、それぞれの時期に現れた症状などを順番に見ていきたいと思います。

そのデトックスでOKですか?

いやはや、知ってはいましたがナンジャコリャの大暴れですね。こちら記事に張り付けたMUSICAの状態と比べるとここまで苦戦するものかとため息でしかありません。

検査→一定期間の対策→確認検査→毒素負荷を落とせましたオメデトウゴザイマス→終了です。これで症状が軽くなりますよ。

上記のようなデトックスではもともとの解毒能が破綻している場合には解決しないことを思い知ってしまいました。

まず、遊離して血中にある毒素や腸肝循環している毒素は第1次の対策で排泄することができますが、蓄積、沈着を起こしている慢性中毒の場合はむしろ第1次排泄が終了したところからが本番という気がします。排泄亢進にタイムラグが出ているところから「水銀が輸送障害を起こします」という、いかにもよく聞くフレーズもどうやら本当のように思われます。

「いやー、水銀はしつっこい、1回じゃムリ!なっかなか出ていかん」とおっしゃるDr.の言葉から察すると、2回大きく落とした水銀ですがもうひと暴れ噴出するのかもしれません。

まったく何も必要ない人からMUSICAのように「ごはん・すいみん・うんどう・おふろ」で解決できる場合もあり、主人のように苦戦する例もあるのです。もしデトックスを考えるほどに原因不明の不調を抱えているのなら、もともとの解毒能を確認するか、一度では終わらないものと腰を据えて長期間取り組む必要があると言えるのではないでしょうか。

オマケの空想

ずっと不思議に思っていることなのですが、主人が発病するまでの25年間、体調不良に悩んでいたのは主人ではなくMUSICAの方でした。原因不明の頭痛や関節の痛み、子宮内膜症、所かまわず寝落ちして、やっとのことで日々の用事をこなすありさまでした。

毒素負荷の高い環境で排泄のためにエネルギーを消耗し、排泄に乗せるために体内をめぐる毒素に中毒症状を起こしていたのかもしれない。排泄に回さず沈着させていった主人はその期間は毒素負荷にもびくともしなかったのかもしれない。

毒素は動くときがしんどい

今回の比較作業をしながらそんな空想をしました。確かめるすべはありませんが。。。


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