アルツハイマー病 症状様々なのはなぜ?


こんにちは&はじめまして
MUSICA YOROZUです

初診から3年と5ヶ月
診断から2年

え?これが若年性アルツハイマー病?
あれこれ調べて納得したつもりでも
やはり不思議がたくさんです

忘れないのにアルツハイマー病

アルツハイマー病=物忘れ とのイメージが強いですよね
実際に 「なんだか物忘れが・・・」から診断につながるケースが多いようです

実は 主人は忘れないんです

正確に言うと忘れ方のパターンがアルツハイマー病で説明される忘れ方とちょっとちがう

こんなアルツハイマー病もある!!

別にはげしく物忘れするわけじゃないから「まさか」 と見過ごす人 そんな人が少しでも減るように アルツハイマー病らしくないアルツハイマー病の主人の変化を綴っていこうとおもったのです

じゃあ ふつうはどうなんだろう?
よくよく考えてみると わかってない

中核症状 / 違いはダメージ部位の違い

「言語障害が主な症状の 側頭部からダメージがくるタイプがあるんですよ」by Dr.T
「ふつうは海馬の血流の低下や萎縮がもう少しみられますけれど」by Dr.K


言われてみればもっともです

脳の血流が低下して 脳細胞が死滅 萎縮した部分に対応する機能が失われるのですよね

それがアルツハイマー病

萎縮部位が拡大していくにつれて 拡大した部位に対応した症状が出てくる

「ふつうは海馬の血流の低下や萎縮がもう少しみられますけれど」・・・記憶をつかさどる海馬の萎縮が見られるのがふつうなのだったら やはり 記憶する機能が赤信号!となるのがふつう?

やっぱり「普通」ってのはないのでは?

クラウドファンディングに協力させていただいた大城 勝史さんの本です


抗グルタミン酸受容体抗体脳炎の症状から始まった とても不思議なアルツハイマー病

読ませていただいてびっくり
記憶がすうっと消えていく様  今あった記憶が遠くへ去っていく感覚が 鮮やかに言葉にされていて とても貴重な記録です
是非 一読、おススメします


ああ、しかし主人の場合、直面してる不思議現象については 本人にとっては不思議でもなんでもないのかな、語ってくれない わからない
でもね 大城さんの描く体験と全然ちがうんじゃないかとはおもいました

主人は大抵のことはおぼえてるんです
「あ、あれ あれ あれ・・・」とギシギシきしむように考え込んで 絞り出して 出てくる
出てくるまで 気力が持たない時は「あかんわ」と言って 覚えてないことにしてるようですが 「なくなった」感はないんだなってことはわかります


これはダメージの部位がちがうということなんでしょうね


むしろ動作を連続していくのに どこまですすんでるかが記憶に残っていかないようで苦労・・・コヒーメーカー 粉入れた 蓋しめた あれ?フィルターは? や バッグの口開ける前に荷物つっこむ→あれ?はいらない なんてこと
お釣りの計算なんかも お値段と お札と ん?ん?って見比べて「ああ、なるほど」

だから 大城さんの本に出てくる Googleマップを使いこなすなんて主人は無理だろうな
きっと 検索できる前に 起動した?入力した?ん?ん?ん?って疲れ果ててしまうでしょうね

できることと できないことの個人差 大きいとおもいます

世界に一つだけのアルツハイマー病

たくさんの方の症例にふれて思うのは 本当にひとりひとりが違う

どんな症状に苦労するのか 工夫しながらうまくつきあっていくのか その時になってみないとわからないですね

でも 全ては脳に起きた変化が身体にあらわれて 不思議体験と居心地の悪さが心を追いつめた結果起きている

本人もまわりも 冷静になにがおきているのかをみつめて 世界に一つだけの対応を編み出せたら理想的なんだろうな と思います

そして進行

ダメージの広がる部位 順番によって 失われる機能 あらわれてくる症状の順番がまた個性的なのだろうな 「らしくないアルツハイマー病」の主人はどうなるんだろう

発表してくださっている方々の例を参考にしながら想いをめぐらします

できるだけ世界の輝きを感じられる状態でいてほしいけれど どうでしょうね

残念だけれど 進行の行きつく先は命の終わり、そこには個人差はなくて 動けない 食べられない 呼吸ができない

その時主人からどんな世界が見えているのでしょうか

脳のなかで起こっていることを知れば何かヒントになるでしょうか?

尻尾をかんだ蛇

脳機能の低下によって引き起こされる症状を自覚するのも脳機能である 

アルツハイマー病にかかった脳は自らが破壊されていく危機感を感じ続けることができない
ダメージがダメージの存在を意識の中から消していく

へびが自らの尻尾をくわえ 自らをのみこんでいくように

今 何がおきているのかを教えてくれるのは 毎日欠かさない練習、オーボエの音色

認知機能がさほど衰えないままに 失行が進んでいく少数例のアルツハイマー病、本人にとって精神的に酷いものかもしれませんが 「自分らしく」生きようとするエネルギーを追っていきます

みんなで若年性アルツハイマーな生活を理解しようの会

下記リンク 興味をもっていただけましたら ぜひともご参加ください

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