お願いです おちょくらないでください

若年性アルツハイマー病が治るかもしれない
真っ暗なトンネルの中でみつけた光
MENDプログラムから
可能なことをひとつ またひとつ
実行するたびに不思議なことがいっぱいおこる
ほんとのはなしです


まな板の上に
サンダーバード2号とパトカーがならんでいました

ははあん・・冗談やってるな
きっと犯人は主人

「ふふふ・・やったでしょう?」

主人の部屋にはいっていくと

「え?」

「お台所、あんなのする人あなたしかいない」

「なんのこと?」

「またまた~まないたのうえに・・」

「なに?しらないよ」


ここで私は蒼白になった


主人のアルツハイマー病は
皮質が大きくダメージを受けていて
混乱・パニック・コトバと右手の指先の不自由

でも

海馬は無事で
あまりもの忘れをしないはずなのに


「ねえ、あなただよね」

「だから なんだよ?」


うそでしょ?
日々工夫が変化をよんでる
順調に回復してると思ってたのに
努力は全部ムダだったの!?


「ゴメン、変な言い方するけど大切なことだから」
「ホントのこと言ってね。何の話だかわからないの?」


いっしゅんの間があって

主人の笑顔がはじけた

「ゴメン!」

どういうこと?

「ごめん ごめん SORRY!」

なんだって?
冗談?
冗談なんかやめてよ
ホントにこわかった

目の前でわらってる主人の笑顔は
多分
5年ぐらいのあいだ
見ることがなかったような
はっきりと明るい笑顔だった

MENDプログラム5か月目の奇跡

こんなアルツハイマー病

海馬のダメージはほとんどないから
記憶障害がほとんどない
主な症状は言語障害と手指の失行 小さな思考のつみかさねができない
不安と混乱でパニックになる
「Ⅲ型」とも「海馬温存型」ともいわれる
アルツハイマー病らしくないアルツハイマー病は
ほうっておくと普通の2倍のスピードで進行してしまう
行き着く先は生命維持機能の消失

恐ろしい病気と闘う手立ては
適切な栄養 適切な運動 すこやかな規則正しい生活
優雅でのどかな闘病生活で
身体が自然に健康をとりもどしていくそのスピードが 病気の進行を上回るか否か

初診から3年と8か月・診断から2年
穏やかでのどかな
けれど命がけのたたかい

みんなで若年性アルツハイマーな生活を理解しようの会

下記リンク 興味をもっていただけましたら ぜひともご参加ください


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