ReCODEプロトコル実践で出会う不思議:脳は多重ラビリンス
”The End of Arzheimer's”「アルツハイマー病の真実と終焉」の
ReCODEプロトコルをもとにした取り組み11カ月めとなりました
Dr.BREDESENも回復困難というⅢ型ですが
MMSE10ポイント近い逆転を経て今なおゆるやかに回復が続いています
音読リハビリ中のことでした
「居丈高」
どうしても発音できない
「い、、いいいじょう・・・こう?あれ?」
「たけっきょ?あれ?」
「きょっきょっきょ・・・あれ?」
「い・たかたか???」
発音機能の問題かな?
「い・た・け・だ・か」音声を聞いて復唱して
やっぱり発音できない
「い・たたた・じょう・こう・・・?」
と
こ
ろ
が
「いたけだか」
ひらがなで書いたものは何の苦もなく読める
発音機能のもんだいではない
さ
ら
に
「I Ta Ke Da Ka」
こちらも問題なし
な
の
に
「居丈高」
これはやっぱり読めない
文字の意味するところは分かっている
むしろ「意味」に翻弄されて
一体どういうことでしょう?
意味と形と音声と
読むという作業に含まれる複雑な要素
只今
どこかが工事中
・
・
・
思いだせば5か月前のこと
こんなこともありました
ReCODEプロトコル開始半年
様々な変化が押し寄せて
まるでお祭り騒ぎのような日々
一旦失くしたネットワークを作りなおすとき
脳は結構行き当たりばったりに
いろんなところを「試しに」つないでみるようで
途中に瀕死の細胞があってなんだか信号の通りが悪かったりすると
えいやあっと迂回路をつくったりするようで
さらに意識上に上ってくるまで
何層もの認識レベルを順番に通過してくるようで
またまた それぞれの層で適当につないだり切れたりするようで
とにかく不思議現象が手を変え品を変え押し寄せて
ドキドキしながら、ヒヤヒヤしながら
さすがに11か月目ともなれば
ダイナミックな変化が始まったころのような大騒ぎは起きなくなったけれど
その代わり大きなうねりのような
一体なんでそんなことになるんだか的な
結局アルツハイマー病で破壊されたネットワークを
もういちど作り直すだなんて
きっとまだ誰もやったことがないんだろう
ドキドキしながら、ヒヤヒヤしながら
そんなリハビリの毎日
脳のどこで 今何がおこってるのか
さてさて 次は何がおこるのか
とはいえ少しずつ前進
あのままReCODEプロトコルに出会うことなく時間がたっていたら
こんなことも経験できなかったなと
こんなことも経験できなかったなと
アルツハイマー病、早期発見 早期取り組み ぜったい大切ですよ
失くしたはずの指使いを取り戻し またバッハが吹ける日が来ると信じてリハビリNOW
早く始めていればもっとキレイに回復しただろうに・・・言うまいと思ってもぬぐえない思い
ReCODEプロトコル解説 第1章から第8章までのリンク一覧はこちら↓
邦訳版「アルツハイマー病の真実と終焉」
下記リンク 興味をもっていただけましたら ぜひともご参加ください
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