ReCODEプロトコルver.ヨロズ / 脳トレ考察

”The End of Arzheimer's”「アルツハイマー病の真実と終焉」の
ReCODEプロトコルをもとにした取り組み、もうすぐ丸1年です
Dr.BREDESENも回復困難というⅢ型のすったもんだです


邦訳版「アルツハイマー病の真実と終焉」の出版
日本人初の ReCODE認定ドクターの誕生
アルツハイマー病が改善を目指した行動が可能だということが
日本でも現実になり始めました

アルツハイマー病は恐ろしい病気です
自らの脳を破壊するスイッチがONになってしまっている
それは誤作動ではなく 身体の持っている正しい防衛機能として

脳を破壊してまで止めなければならないと身体が判断するほどに
全身に散らばった不具合
ReCODEプロトコルはそれがが何かを探し出して
徹底的にケアすることで身体の治癒力を脳へと向けていく

「脳を破壊せよ!」の指令を止め
ダメージを受けた箇所を修復していく
適切な栄養を摂り
修復を促すリハビリ・トレーニングを欠かさないように

ReCODEプロトコルVer.ヨロズ トレーニングと現実の効果、感想をレポートいたします

実施しているトレーニング項目
A.ブレイントレーニング
・数に関するもの:数独・足し算・引き算
・書字に関するもの:住所・氏名・書き写し・日記
・描画に関するもの:幾何学図形模写・時計描画・自由描画
・発語に関するもの:音読・テーマディスカッション
B.フィジカルトレーニング
・散歩・ランニング
・ラジオ体操
・ヨロズ体幹トレーニング
・踏み台昇降&反復横跳び
・筋トレ:腹筋・背筋・腕立て伏せ・ジムトレ
C.音楽療法
・鍵盤を使ったもの:通奏低音課題・演奏
・オーボエを使ったもの:ロングトーン・基礎トレーニング・演奏

効果&感想
A.ブレイントレーニング
アルツハイマー病において ブレイントレーニングで抑制・回復が可能か?
経験的意見としてNOである。
いわゆる「頭をつかう」ことがシナプスの強化→回復となるためには ダメージによるマイナスを上回るプラスを生み出さなければならないがブレイントレーニングで生み出せるプラスのベクトルはそれほど大きくない。
ブレイントレーニングで回復を狙うなら、少なくとも 他の方法で進行によるダメージを軽減あるいはストップさせていることが前提だと思う。
むしろ 継続的なブレイントレーニングの役割は その時点での「脳力」を客観的に観察することと 総合的なプログラム効果としてどの程度プラスのベクトルを生み出せているか、依然としてかかっているマイナスベクトルがどの程度かを実感することだと思う。

個人的意見だが 効果を期待してブレイントレーニングに多大な時間とエネルギーをかけるのは無駄だと思う。さび付かない程度に時々でいい。トレーニングをしなくても プロトコルの実施で回復に成功していれば 各種機能は自然にもどってくる。

B.フィジカルトレーニング
フィジカルトレーニングは身体のためだけではなく 強力な脳のトレーニングになる。
思う方向へ身体を動かすことは脳の機能があってこそできることで、身体が受け取った負荷について「負荷を受けた」と感知するのも脳機能のトレーニングになる。運動をすれば必ず反作用を感じることになるので 脳への刺激は2倍になる。
散歩など屋外の活動なら 環境から受け取る五感の刺激量は室内ですわって「頭を動かす」量と比べ物にならない。
向かい合わせで運動の模倣をするなどは とても高度な脳トレになる。
運動を繰り返して熟練するにつれて 環境と身体の位置関係を内的にキープする回路ができてくる。静的な脳トレでは見ることができないダイナミックな変化を生み出す。

本来のフィジカルトレーニングの目的である 筋肉増強(いわゆる体力サポート)BDNF(脳内栄養因子)の補強 ミトコンドリアの活性などとあいまって目に見えて効果があがる。フィジカルトレーニングはイコール脳トレーニングだと思っている。
条件を変えてシチュエーションの異なるトレーニングを組み合わせていくことでさらに効果が上がるだろう。

C.音楽療法
もともと音楽家であるという主人の個人的な条件を抜きにしても 音楽的行動の持つ可能性については多くを実感している。
一般に行われる 聴く・歌う・心を呼び覚ますを超えたトレーニング効果を上げるためには 自発的に音楽行動をすることが必要。安定して良質の振動を自ら作り出し いわゆる振動療法とすることもできる。読譜やパズル、即興性、コミュニケーションと要素も多彩。


アロマペンダントを使い 視覚・触覚・聴覚に加えて嗅覚も刺激する

まとめ
生きていること自体が脳機能にささえられていることを考えれば どの一瞬をとってもすべて「脳トレ」だと言えるかもしれない。自発的な活動であることや楽しむことは大切な要素。
楽しいおしゃべり 心地の良いバスタイム 美味しい食事 etc.すべてを「脳トレ」としてラインナップしたいと思う。



2017年9月16日



7カ月トレーニング後
2018年4月13日



RECODEプロトコルは身体と命を守るための当たり前の行動だと思います。今日からでもできるKetoflex12/3、アルツハイマー病とは関わりなく 健康のためにお試しください

とはいえ、サプリ摂取などは
中途半端な実行は危険なこともありますから、しっかりとしらべてください。

ReCODEプロトコルにまつわる困難とリスクについての考察 

アルツハイマー病とどう生きていくか あまりにも過酷な選択



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改善が難しいと言われる型ですが 私たちはあきらめていません。



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