リコード探偵 MUSICA YOROZU :計算カード迷宮

リハビリ二人三脚、再生、新生、繋ぎ変え 
まさか これが消えるとはおもっていなかった!そんなことの連続です
そして再獲得への道、すごく大切なことを教えてくれているのかもしれない毎日を過ごしています。


2018年11月
毎日手書きで計算問題を作るのが面倒になって たしざんカード を導入しました。
手書きで作る計算問題は 繰り上がりあり などもできていたので、「う~んこれは簡単すぎるかな?」と思いつつ「スムーズになったらレベルアップすればいいよね、まずはここから」と とりあえず買ってみた。一桁+一桁 45枚セット。

10月末時点の計算練習

嫌がられても困るので 始めは10枚ぐらいずつローテーションでやってみる。
はい、そりゃあできますね、当然。そして反応速度がアップしてだんだんと反射的に回答が返ってくるように。

どうしようかな?と思ったけれど、え~い!45枚一気にやっちゃおうぜ、とステップアップしました。そして・・・
ここで 第一の???が発動しました。
発音ができない!
「え、え、え、え、あーーー」
音読の課題で発音ができないという状態とシンクロしてしまいました。犯人は「7(なな)」
読譜、音読ともに 同音の繰り返しは苦手。「このはこのなかかな?」「♬So So So, La La La, La So La... 」etc.繰り返す音に混乱が起きる。

しかし、考えてみれば一人の人間の中で 苦手なものの傾向があるのは仕方ない、むしろ自然なことですね。

まあ、計算はできてます。ゆっくり待ってればそのうち発音も絞り出せる。それもリハビリだな、と続けるうちに不思議なことに気づきました。

反射的に答えた後に「え?なんで?」という顔をする、あるいは声に出すことも。
そして・・・
「いやあ、なんだかそんな気がしたもんだから~ホンマにそうなん?」
なるほど「数」を実感することなく、「演算とその解」という記憶にアクセスして反応している?「何かがささやくんだ」 と。あははは、まさかね。

9+9=81 といきそうになっておっとっと 18だ などというのも記憶へアクセスの一つの症状?


さて同じころ、オーボエの指使いの認識リハビリで
「シの音はいくつキーを押える?」→「ひとつ」
「ラの音はいくつ?」→「ふたつ」
「ファのシャープは?」→「ええと・・・たくさん!(4つですっ!)」
と 数のイメージが実感できていないことが発覚。

そう言えば音読課題でも 3文字は発音できて4文字以上になるとあやしい・・・数値的認識&解析は3つが限界ということか?8+6=14etc.  即答することの意味は何なんだ???
とかなんとか言いながら それでも計算速度は上がっていくので、まあ、そんなこともありかと思いながら続けて。。。

12月に入り、たしざんカードは安定してスムーズに解が言えるようになってきたので ひきざんカードを追加することにしました。

ひきざんの方が難しいかも?と思いきや、難なく45枚イッキ集中可。しかし???ここでたしざんのスピードがドスンと落ちる、だけでなく、どうしても正解がでないものが出始めて真っ青になりました。

たしざん能力の消失!?

やめてくれー! と叫びたい思い。「演算とその解の組み合わせの記憶」としてファイルされていたものへのアクセスができなくなったのでしょうか。
神経再生にともなって新しく形成され始めた知的操作能では まだ形而上的イメージ力が未熟で、3以上の数字と「数」の概念が一致していない・・・はず。
では、なぜ「ひきざん」ができる?脳の中で何が??
なんとややこしいことでしょう!

「加法演算」に含まれる論理思考に取り組む

と言えばたいそうですが、はて?「たしざん」ってどうしてやってたかな?に立ち戻ってあれこれ思考が動き始めたらしく、横で見ていてケッサク(と言っては失礼ですが)な作業が展開し始めました。

数の概念と、演算の作業対象としての数字が一致している必要はあるような ないような
数直線のイメージがあるようなないような
10を形成する数の組み合わせを利用するようなしないような

例えば、5+8 であったなら「うん、2だな、つまり2だから・・・じゅ、じゅ、8、7、ん?え~と 12じゃなくて 5 だから・・・」

と 迷宮をグルグル回って それでも何とか正解までたどり着く
たどりつくまでの曲がり角で何度も同じ方向へ迷い込んで「あれ?あれ?」となりながら45枚のカードと1時間ぐらいかけて格闘

「たしざん」は刺激的な論理思考ゲームなのだなと興味深く見守っていましたが、その根気良さには脱帽です。

そして再び発音のもつれ

思考ゲームは脳内で進む。その間「じゅ、じゅ、じゅ、」と言い続ける。
音読でも「シャケ」「しょうぼうしゃ」「ちょうちょ」など 拗音は苦手なので、苦手を意識しての「じゅう」の発音に対する無意識の準備運動だったのでしょうか?
2+4 は?「じゅうろくっ!」との珍回答がとびだすが、本人自覚がない。
「え?もういっかい、2+4 は?」「じゅ・う・ろ・くっ!(どや~)」と4~5回繰り返したのち「あっはっは、6やんかあ」となる。

脳内思考がアウトプットされる過程に存在するトラップ、ああ、大変だとため息。とともに 普通ならそんなことに気づくこともなく無意識にコントロールされている、そんな脳のシステムって素晴らしいんだなと驚くことにも。

さてさて 四苦八苦しながらのたしざん練習はつづき1カ月経過するころ、数直線イメージの誤用がだんだんとなくなり・・・若干スピードが上がり始め・・・

はて?しかし?なぜ「ひきざん」は無事なんだろう?「差」という概念が生きているから??と不思議に思っていたら・・・案の定

ひきざん能力の消失!?

もう、ため息をつく気力もなく、「あらら消えちゃったのね」とまたもや脳の不思議をかみしめました。
だからと言って 計算練習をやめることもなく毎日毎日、見ればやっぱりやってしまうゲーム感覚、カードさんたちの存在に感謝です。

「減法演算」に含まれる論理思考とは?

「たしざん」再獲得過程の興味そそる現象に比べて「ひきざん」は たいした特徴的な現象もなく、「たしざん」と足並みをそろえてスムーズになり始めています。「たしざん」「ひきざん」は表裏の関係だからでしょうか?
はて?かく言う自分はどういう思考経路を通ってひきざんをしているのか?そもそも数というものをどのようにイメージしているのか???

「数」の概念の獲得がどう影響するか?

そう、これはちょっと恐怖です。
演算は理論ゲームとして成り立っている様子。具体的なイメージの獲得のために、おはじきを使った「ひと目でいくつ?」の練習を始めました。現実の「数」との関連付けはどう影響してくるでしょう?

おはじきの訓練、ひと目で3つが限界だった「数」が4つへとのびました。同時にひらがな4文字の単語に対する迷いがなくなりました。シンクロしてますね。
5つに対しては まだ迷いがある。5文字単語、5文字でありながら 発音としては2+3や3+2にゆるやかに分かれていることが多く、どうやらそこがネックの様子です。6文字に対するよどみも同様。
と言いつつ、おはじきでは 2や3のゆるやかなグルーピングを利用して数を実感しようとする様子が見られるようになってきました。
文字はどうなるでしょう?
オーボエの指使いは?
そして演算は?
まさか またバッサリと消えて5までの世界に戻ってしまったり・・・するかもしれませんね。
そして すべての認識の足並みをそろえて再獲得の学習が始まるかもしれません。


普段気づかずにやっている 段階的思考、イメージと現実の関連付けなど 思ってもみなかったシステムを目の当たりにして「そうか、なるほど・・・」と感心しながらリハビリはつづいていきます。
ダメージを受けながらも残存、という能力の凸凹をいったん全部放棄、平らにならして確実にやり直し獲得し直すかのように。

インフォメーション

RECODEプロトコルに必要なものは 毎日根気よくつづけること。どんなにつらくなっても信じること。身体と命を守るための当たり前の行動だから 必ず良い反応があります。主体は本人、そして支える家族。

実行者、回復者が増えてくることを望んでいますが、中途半端な実行は危険なこともありますから、しっかりとしらべていただきたいと思います。





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