全力前進のリコードライフを見守ってください!

本家リコードでの反応が悪い10%に対応すべく ヌートリジェノミクス視点を取り入れて リコードプロトコルVer.ヨロズ を考案、前進中のYOROZUです。今回 リハビリ状況レポート&今後の展望で参ります


”The End of Arzheimer's”の中でもリコードで「反応が悪い」と繰り返されている3型の主人ですが、初診から6年、まだオーボエが演奏できる状態を維持できています。

コグノスコピーから、「ごはん・すいみん・うんどう・おふろ」ここまでやって、なぜ決定的な「回復」が来ない?何かがおかしいのではないか?という疑問から、メチレーション遺伝子とメチレーション解析による解毒プロトコルに取り組み9か月が経過しました。神経再生、軸索の再ミエリン化には少なくとも9か月を要するといわれています。

来てます!変化の大波が!!変化は変化であり回復と決定はできませんが

後日別記事でレポートする予定ですが、実はこれまでも大きな変化があったところから約9か月遡ってみると、なんらかの手を打っていたことにも気づきまして、感覚値からの推測ですが、「神経再生9か月」を結構マジメに信用していいかな?と思うこの頃です。

神経破壊と神経再生はあざなえる縄のごとし

”The End of Arzheimer's”に描かれるようなドラマチックな神経再生があると信じて取り組んできた3年間ですが、現実は全く甘くないな、と正直思います。ダメージがシナプス不全あたりで止まっているのであれば、劇的回復もありうるでしょう。

ミエリン脱落、細胞脱落と進行している場合に、再生は可能か、不可能か?

幸か不幸か、そのようなシビアな段階での挑戦になり、さらに、重篤な毒素曝露と解毒障害を抱えて、これはひょっとして、とてつもないテストケースで、ここで成功すれば大抵のケースは成功する道があるといえそうだ、と途中から勝手な使命感に燃えておりますが、Ver.ヨロズとして 2020年6月をめどにひとまずの結論を出せるように進めたいと思っています。

大学病院のDr.諸氏は順調に(?)しているといいたいようですが、標準医療的に可能な検査の範囲では、今のところ是とも否とも判断する決め手がありません。

参照:スペクト&髄液検査 この結果から導き出されるものは?

現在起きている変化

超短期記憶の再獲得

最初期からの重篤症状だった1~3秒以内の記憶。見比べる、再現するなどが可能になり、生活動作がスムーズになる。模写、間違い探しなどの課題が遂行可能になる。
スペクト的には前頭に広くかかっていた靄のような血流低下がなくなったことと一致している。

視覚情報処理スピードのアップ

動作出力スピードと視覚処理スピードに大きなズレがあり、なぞり書きでガイドラインから描線がずれていくことに気づくまでに3~4秒ほどかかっていた。大幅に改善して0.5秒以内に気づき修正できる。

羽ばたき振戦、前のめり姿勢の消滅

様々な生活動作を邪魔していたパーキンソニズムが消滅したことで、安全に生活できるようになった。動作のフィードバックができ、筋トレ時の姿勢の保持ができ、トレーニング効果が上がっている。

無意識の動作の消滅

照明スイッチのON・OFF、箸を持つ、手を洗うなどの日常動作を起こすまでにワンクッションの思考が必要になり、大変ストレスフル。対象物までの予測した距離と、実際の距離にズレがあるようで、ズレ具合が激しく変化する(減少する方向へ)ため常に試行錯誤を要する。

突然の局所的知覚過敏

繰り返し起こってくる知覚過敏。主に手先、指に。約半日で消滅するが、その後極端に日常動作が混乱する。動作の混乱は約1週間で終息する。恐らく触覚が急激に目覚めるものと思われる。まぶしがる、小さな物音にも驚くなど、視覚、聴覚にも起きる。

恐らく発病頃~リコード開始までの記憶にアクセスできない

これは、まったく予想しなかった展開。新規記憶の形成ができ、日常生活に不便を感じることはないが、このとてつもない宙ぶらりん感は大変なストレスになってのしかかっている。破壊が進んでいく脳が機能維持のために代替え的活動をしていたためか?より生活に必要な機能を優先するために切断したのか?ネットワークの消失で完全消去されたのか?

コミュニケーション力の飛躍的な上昇

いわゆる「空気を読む」能力の再獲得。不安からの妄想、他者への攻撃、作話などがなくなり、不穏の状態が消滅。適切なタイミングで「おっと、失礼。ごめんなさい」を繰り出す能力と、発語に障害があるにもかかわらず到着地点を見失わず根気よく要求を伝えることができる。

発話時の単語の減少、言語障害の重篤化と黙読能の回復

コミュニケーション力のアップと裏腹、たいへんストレスフルな状態となっている。書字能力は消滅。描画と数字は維持or回復。スペクト上での左側頭葉の重篤なダメージ状況と前頭、後頭葉の維持からも妥当なことといえる。

利き手の移動

最初期より症状の中核にあった右手の失行にもかかわらず、かたくなに「右利き」でミスを連発していたのだが、無意識の動作で出る手が左手のことが多くなった。利き側を「左」としての動作の再構築が進行しているのかもしれない、と思いながら観察中。

モロー反射、吸引反射、掌握反射が出現と消滅を繰り返す

まったくこれは謎。消滅したはずの乳児期の反射がなぜ繰り返し現れ消えるのか。覆っていた運動記憶のシナプスが脱落して浮き出てくるためか、それとも再構築のために乳児期の接続からやり直すのか。

なぜ?そしてこれからどうなる?

上記のような変化の波に翻弄され、「なぜ?」「これからどうなる?」と問いながら、解毒&代謝改善に取り組んでいるのが現状ですが、全体的に見てアルツハイマーというよりは「記憶喪失」「失語・失行症」「パーキンソニズム」を順繰りに出現させているというような様相となってきました。より生命維持に重要なもの、生活に必要なものを優先するために脳が意図的にシナプスを切り落とし、機能障害を起こす部位の移動をおこなっているのではないかと思えてきます。

オーボエNOW

さて、ヨロズのリハビリといえば「音楽」です。オーボエの演奏に上記の大波はなかなかシビアな襲い方をしました。変化し続ける視覚情報の処理スピードが読譜と演奏した音を関連付けるための勘を常時狂わせ続けました。
指と指の距離感が完全に狂い、運指を失い、楽器に触れた指先からの感覚フィードバックを失いました。それらの現象と半進行で、集中力、読譜力、音程を聴き分ける能力はアップし続けました。

幾度も繰り返した急変化の後なので、こんなものかと思える今ですが、渦中ではパニック状態で、リコードプロトコルver.ヨロズ完全敗退かと何度思ったことか。さらに、右手に羽ばたきが現れた際に楽器が落下するという事故が起きた時には、まさにTHE END of ReCODE の瞬間かと思いました。

いやいや、ここで負けたらヨロズとは言えない!神経再生にとことんチャレンジすべく ご支援を募るクラウドファンディングを立ち上げ、2020年2月現在、進行中です。応援お願いできますなら、下記クリックお願いいたします。



大波をかぶる直前と、波が津波にまで盛り上がろうとしている直近の練習風景をつないだ動画を作ってみました。指先の距離感が安定しないため演奏はたどたどしいですが、全身の雰囲気から精神活動の変化を読み取れるかと思います。



Ver.ヨロズはどこへ行く?

メチレーションの知識を持っていなかったための痛恨の2年間B12 空振り問題はいまだ完全解決ではありませんが、やっとです。やっと解決へと向かい始めました。これは変だ、と思い始めてから14か月、遺伝子検査をもとに取り組みを始めて10か月です。なおも不完全なのは、解毒と併進行でミネラル管理がむずかしかったという問題と、本当に何たること!遺伝子がここまで厄介なこじれを内包しているとは「お釈迦様でも知らぬ仏のお富さん」であります。

今後、遺伝子による空振りの可能性やサプリメンテーションの実際、そして改善できたら何が起きるかを記事にしていきます。そのためには客観的なデータも必要だと思い、できるだけ検査も飛ばさずに、数値追跡できるようにしようと思っています。

今回アメリカラボのDDIと国内ラボ「ら・べるびぃ」にほぼ同時に毛髪検体を送付する、というやんちゃをやってみました。数値的にどうか?基準値の取り方やパーセンタイルの考え方、お値段や、結果が返ってくるスピードを比較してみたいと思います。

QSS社のBLACKBOXⅡが2クール終了、同時進行でEDTAを使った毒性金属プロトコル、抗菌ハーブを使ったバイオフィルムプロトコルが終了しましたので、近々「チャレンジテスト(負荷試験)」をやってみます。
きつい症状の割には、毛髪・尿・血液を検体にするQSSの水銀トリテストの結果がよすぎるのです。バイオトキシン問題だけでなく、毛髪・尿・血液にすら出てこない、組織にガッツリと食い込んだ毒性金属がある可能性がとても高いです。そうなると肝臓で解毒、腸管から再吸収の腸管循環を吸着剤で断ち切ったところでどうしようもない。

リコード プラスアルファ

リコードプロトコルVer.ヨロズで全力前進&レポートをいたしますのでどうぞお見守りください。

インフォメーション

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ヌートリジェノミクスの第1歩
メチレーション関連遺伝子検査↓こちらです
23andme の遺伝子検査を検討なさっておられるなら、こちらをおススメします。あとあととても役に立ちます。


なんでこんなにお値段が!?ってほどの違いがありますが、

88ページのガイドブック
247ページの遺伝子別 対応の手引き
63ページのそれに対する解説

検査結果に対する解析、アドヴァイス、すべて日本語でサポートなしで乗り切るのはかなりの根性がいるものかと思われます。
経済的に苦しいヨロズは可能な限り英語で頑張ります。

ヌートリジェノミクスは まずこちらの本から


Amyプロトコルの日本語による全面サポートはこちらです


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