検査結果速報!大排泄フェーズの主役はタリウムだった
相変わらず緊張の日々を過ごしているMUSICA YOROZUです。
検査の結果が戻る前に「ラスボス水銀」の記事にて今回の解毒総括シリーズは完結にしようと執筆続けておりましたが、もたもたしているうちに検査の結果が返ってきました。
急激に 生きるエネルギー「活力」がまったく感じられない状態まで落ち込んでしまった今回の大排泄フェーズ、そのどん底で摂取した検体が語ってくれる当時の状態をレポートしましょう。
どん底当時のレポートはこちらです。
現在、バランス感覚ほか運動能はもつれたままながらベッドから離れられなかった状態から介護フロア全体を歩き回れるようにまで回復し、無反応&発語なしの状態から聞き取り理解といくつかの単語の発語を取り戻しています。引き続き転倒注意状態ですがひとまず命の危機は脱したようです。
尿有害金属より
出た!タリウム
いったいどこに隠れていたのでしょう。
タリウムは偽カリウムと呼ばれカリウムに擬態して細胞内に侵入します。その性質を利用して標識として癌検査に使用したりもするくらいですから体中すべての組織にかくれている可能性があり、脳も例外ではないので脳内に潜んで慢性化していたものが動き始めたとも考えられます。これは結構怖い。動くついでに手当たり次第に細胞を死に追いやりながら血中をめぐって尿路から出てきているのですから。出てくるのも怖いけれどだからと言って溜まったままでいることはもっと怖い。
ということで、細胞がタリウムを押し出してカリウムを取り込む気になってくれたのはめでたいことと思うことにします。高容量でサポートしても尿に流れるばかりで使用効率が悪かったカリウムがようやく吸収され始めたらしく毛髪でのレベルが上がってきました。交換のポンプにはエネルギーも必要なのでタリウム大放出の引き金になるくらいクレブス回路も回復したのかもしれないと前向きにとらえておきます。
しかし水銀によるミエリンの損傷ではないかと思っていた今回の急激にやってきた四肢の震えやバランス感覚の喪失、これが水銀ではなく細胞を死に追いやるタリウムの影響だったとすれば修復がとても厄介なことになりあちらを立てればこちらが立たずの3型解毒にまたもため息です。
皮膚炎はパラジウム?
11月時点で「圏外」からのいきなり11倍排泄。パラジウムの供給源は歯科金属だったと思われます。前回は同じく歯科金属のニッケルが放出されており皮膚炎、鼻水といったアレルギー症状はニッケルの排泄亢進のためと対策を続けるも、ますますひどくなるばかりでしたがこのパラジウムを見れば納得、犯人はオマエかーです。ニッケルにつづいたのかあるいはアルミニウム負荷が下がったためか?皮膚炎は徐々に治まり傾向です。
尿アミノ酸検査より
メチレーションのバランスも見たかったので、尿アミノ酸検査も同時に出しました。これまでになくショッキングなほどにバラバラ。タンパク質を上手に使えていない、やっぱり身体はお疲れ気味のようです。
CBSの過活性?
あちこちバランスが悪くなっていますが中でもタウリンが高値になっておりCBS過活性が疑われます。筋肉の減りを止めたくて食事のたんぱく質をあげ過ぎたかも?と思うもアンモニアレベルは高くない。ちゃんと処理できる範囲のようでホモシステイン、システインもほどほど。排泄促進作戦のためのグルタチオン投入で負荷がかかり過ぎたのかも?1か月つづけた緊急排泄促進フェイズは終了としてCBSをなだめる方向へ食事内容から見直してバランスを取り戻すように作戦を変更します。
毛髪&尿中必須ミネラルより
前回、解毒フェイズ突入の兆候が見え始めていた11月の時点の毛髪では輸送障害が激しく軒並み枯渇状態になっていてとても代謝の具合が悪い。「一体どうしたんだ?」と思ったのでありました。いやはやこれだけ考察をあれこれ繰り返してきたのにプロトコルの進捗と未来を読めていなかったのですね。あとになってわかる検査結果が語っていたこと。
とまっていたメチレーション(回復期間)
まず思い出さなきゃいけないのが「毛髪での検出は遅れてやってくる」です。過去3~6か月どうだったのかを振り返ります。5月~10月はそれまでの激しい解毒副反応がいち段落して症状的には回復傾向でした。回復傾向で輸送障害とは?恐らく、身体が副反応に耐えられない→ミネラルバランスが崩れる→メチレーションが停滞→解毒スピードが緩む→炎症がおさまる、という現象だったと思われます。
バランスが取れたからのてんやわんや
そして今回の毛髪検体はそこから2か月半、すでにミネラルサポートは精一杯やっているし困ったなどうしたものだろうと思うも打つ手が思いつかずただ解毒フェーズが過ぎるのを待ち続けた期間の毛髪です。ああ、なんと症状的には最悪なのにミネラルバランスは見事に回復しています。体調がよくなる→ミネラルバランス回復→メチレーションが動く→解毒が進む→副反応が起きる→死ぬかと思った!ということのようです。
「死ぬかと思った!」状態になったところから1か月、少し回復してきているのはまたメチレーションが止まったということなのでしょうか?残念ながら毛髪から現在の様子はわかりません。11月時点で大きく振り切れていた尿中の排泄量はサポート量をアップしたにも関わらず減少傾向です。尿中に駄々洩れしていたものが取りこみアップしていることがわかります。エネルギー不足と腸管での取込みが若干改善している、そして5~10月にかけて減少していた尿中クレアチニンが再び上昇していることから1月末現在ではメチレーションによる解毒進行中と読めます。
身体的にほうほうのていながら解毒亢進を保っているということは今回クレブス回路さん相当頑張ってくれています。これまで解毒亢進が途中で折れてしまっていたのは恐らくここが原因だと思われますが、今回は筋肉まで分解して必死にエネルギー供給してくれています。今後の問題はエネルギー源をいかにして供給するか、でしょうか?消化吸収の応援も強化した方が良さげです。
その他おもうことあれこれ
銅が足りない!?
こちら記事でレポートした通り、水道水に含まれていた微量のアルミニウム対策として「逆浸透膜浄水器」を導入しました。結果、導入4か月で毛髪でのアルミニウムの排泄が1/6に減少しました。成果ありです。
そしてもう一つきがかりだった項目の銅なのですが。。。
浄水器効果は信頼してよさそうですね。気になる方はまず自治体のホームページをチェック。鉛の配管が残っていることもあります。調べるならDDIの「飲み水検査」お勧めします。
さて、わたしたちの場合、RO水でアルデヒド、トリハロメタン、フッ素etc.の摂取も抑えられていると思ってよさそう。反面不足させたくないミネラルの関しては意識しての摂取を怠らないようにすることですね。
タンクがセットされていないもっとも簡易なタイプなので毎日せっせと水くみがちょっとした仕事になっていますがこの効果なら頑張らねばなりません。「水くみはちょっと…」という方は「逆浸透膜浄水器」で検索をすると様々なタイプがヒットしますので是非探してみてください。
水銀の排泄
ぜったい犯人だと思ってた水銀は目立たないぐらいの変化ながら若干排泄亢進に向かっているような気配です。今回はラスボス登場じゃないのに死にかけてしまった。水銀がググっと出てきたらどんな恐ろしいことが起こるんだろう?いっそのことこのあたりでメチレーションを止めてしまう方がよいのではないかと思ったりもしますが、それではメチレーションによる修復は起こりません。どこまでも苦悩が続きます。
今後の作戦のための検査提案
最終決戦のつもりで取り組んだ大排泄フェーズだったのですが最終ステージはまだ先だという結果とともに次の一手のための検査提案も受け取りました。まだまだ続くのかと思うと同時につづける体力があるのかなとも思うのですが、ひとまず今回の犯人タリウムがどうなったかを糞便メタル検査(FM)で確認、ここまでさんざん苦しめられたヒ素、鉛、カドミウムをチェックして、ラスボス水銀の動向を探ります。排泄誘導を終えた後に大量の排泄が来ることがあるということなので通常モードに戻ったころ、タイミングとしては1か月後ぐらいでしょうか。
闘いを続けるとすればメンテするべきは腸管の状態。昨年夏に耳介血腫の処置で抗生物質を使用した後、細菌叢バランスが回復していないらしい様子が尿アミノ酸検査、尿必須ミネラル検査で見えています。便の培養検査(CSA)これは早くやった方がよさそうですね。
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メチレーション関連遺伝子検査↓こちらです
23andme の遺伝子検査を検討なさっておられるなら、こちらをおススメします。あとあととても役に立ちます。
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なんでこんなにお値段が!?ってほどの違いがありますが、
88ページのガイドブック
247ページの遺伝子別 対応の手引き
63ページのそれに対する解説
検査結果に対する解析、アドヴァイス、すべて日本語でサポートなしで乗り切るのはかなりの根性がいるものかと思われます。
経済的に苦しいヨロズは可能な限り英語で頑張ります。
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